特許
J-GLOBAL ID:200903093720313999

円板状体送出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336020
公開番号(公開出願番号):特開平11-175789
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 硬貨・遊技用メダルなど円板状体を送出するための回転体の上面部分の摩耗箇所で噛み込んで生ずる運転不能事故を未然に防止し得るようにした円板状体送出装置を提供する。【解決手段】 円板状体送出装置500は貯留部100に貯留された円板状体110を、回転体210の山形部分212で分流しながら仕分穴211に入れ込んで個別に仕分けた後に、下側のカム機構220によって送出路400に送出する。山形部分212の稜線部分を円錐状凹曲面212bにするとともに円錐状凸曲面212bの裾212dから外側の幅B1を円板状体110の外径D1よりも大きくする。仕分穴211の仕切壁213の上面部分213aに乗る円板状体110の平面を平面210xに対して傾斜した姿勢にする。円板状体110が縦傾斜または横傾斜した状態で貯留部100の内周と円錐状凸曲面212bに沿って回転するため噛み込みがなくなり運転不能事故を未然に防止できる。円板状体110の傾斜を回転体210の中心側が高く外周側が低い傾斜姿勢にしてもよい。
請求項(抜粋):
円板状体を貯留する貯留部の下方に、前記円板状体を分流するための山形部分と前記円板状体を個別に仕分けて入れ込むための仕分穴とを有する回転体と、送出機構部分とを設けた仕分送出部を配置して構成した円板状体送出装置であって、前記回転体の前記山形部分における稜線部分の形状を円錐状凸曲面にして形成し、各前記仕分穴の間の仕切壁の上面部分における前記円錐状凸曲面の裾から外側の前記回転体の半径方向の幅を前記円板状体の外径よりも大きくするとともに、前記上面部分の形状を前記上面部分に乗った前記円板状体の平面が前記回転体の回転軸心と直交する平面に対して傾斜した姿勢にされる形状に形成することにより前記円板状体の噛み込みによる前記回転体の回転停止を防止する回転停止防止手段を具備することを特徴とする円板状体送出装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • コインホッパー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-145901   出願人:株式会社芝浦製作所
  • 特開昭62-067690
審査官引用 (3件)
  • コインホッパー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-145901   出願人:株式会社芝浦製作所
  • 特開昭62-067690
  • 特開昭62-067690

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