特許
J-GLOBAL ID:200903093723214185

雷電探知方法及び雷電探知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 福田 武通 (外3名) ,  福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-211064
公開番号(公開出願番号):特開平7-151866
出願日: 1993年08月04日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 落雷位置及び空中放電の位置と方向を検出することができる雷電探知方法及び装置を提供する。【構成】 雲データを検出する気象レーダー1等と、落雷の先行現象であるリーク電流や空中放電現象に伴い発生する磁場をベクトルデータとして検出するSQUIDセンサ2等と、この磁場ベクトルデータから雷電流方向を逆推定し、雲データと逆推定された電流方向から雲中の電荷分布を算出し、センサ計測から地電流を求めて雷雲に対する地電位の変化分布を算出し、雲中電荷分布と地電位変化分布から、落雷確率が最大の地上位置と、その場合の雲の放電位置及び電流方向を割り出す解析系20を備える。
請求項(抜粋):
雲の内部構造や運動性状に関する雲データを気象探知手段により検出する第1ステップと、落雷の先行現象であるリーク電流や空中放電現象に伴い発生する磁場を磁気検出手段により磁場ベクトルデータとして検出する第2ステップと、当該磁場ベクトルデータから、雷電の電流の方向を逆推定する第3ステップと、前記雲データと当該逆推定された電流方向とから、着目している雲中の電荷分布を算出する第4ステップと、地面の電位差または磁気を測定することにより地電流を求め、雷雲に対する地電位の変化分布を算出する第5ステップと、前記雲中電荷分布と当該地電位変化分布とから、落雷する確率が最大の地上位置と、その場合の雲における放電の位置及び電流の方向を割り出す第6ステップと、を有することを特徴とする雷電探知方法。

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