特許
J-GLOBAL ID:200903093723383262

リングギアの誘導加熱焼入焼戻装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-183800
公開番号(公開出願番号):特開平10-025518
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、リングギアの誘導加熱による焼入れ及び焼戻しにおいて、リングギアの変形を防止しつつ、芯金の引き抜きを容易にし、更にリングギアの全外周面において、均一な焼入硬化層を得るリングギアの誘導加熱焼入焼戻装置を提供することである。【解決手段】 本実施の形態の誘導加熱焼入焼戻装置1では、誘導加熱及び冷却後のリングギアWの抜き取りを容易にするために芯金2を分割し、芯金2外周面に嵌合した金属性リング部材6によりリングギアWに発生する誘導電流量を全周に亘って平均化することができ、リングギアWの誘導加熱による内部保有熱を金属性リング部材6に吸収発散させることにより、リングギアWの外周面に均一な焼入硬化層を得ることができる。
請求項(抜粋):
リングギアの孔内に放射方向に複数分割された芯金を挿通し、該芯金の分割片間の間隙を拡げることにより該芯金の外径を拡径し、該リングギアの内周面を該各分割片により支持固定し、該リングギアの外周に設けられた誘導加熱コイルにより該リングギアの外周面を誘導加熱を行った後、冷媒により冷却して前記リングギアを焼入れし、その後直ちに、焼入れ時より低い周波数で誘導加熱を行った後、冷媒により冷却するリングギアの誘導加熱焼入焼戻装置において、前記リングギアの上方から降下させる支持部材により該リングギアの上面を押圧しつつ支持固定し、前記複数分割された芯金の外周面に凹部を設け、該凹部に導電性かつ熱伝導性を有する環状部材を嵌合させ、該環状部材上に被焼入部材である前記リングギアを載置することを特徴とするリングギアの誘導加熱焼入焼戻装置。
IPC (5件):
C21D 9/40 ,  C21D 1/10 ,  C21D 1/18 ,  C21D 1/42 ,  C21D 1/62
FI (9件):
C21D 9/40 A ,  C21D 1/10 A ,  C21D 1/10 F ,  C21D 1/10 R ,  C21D 1/18 K ,  C21D 1/18 N ,  C21D 1/42 G ,  C21D 1/42 M ,  C21D 1/62

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