特許
J-GLOBAL ID:200903093726764011

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-358018
公開番号(公開出願番号):特開2000-241936
出願日: 1999年12月16日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高鮮鋭度であり、ラボでの感光材料の取扱い性、すなわち感光材料の露光時の環境(温度)に対して安定であり、また処理工程の簡易化が可能なハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することである。【解決手段】 透過型支持体を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、いずれかの層に少なくとも1種の下記一般式(I)で表される化合物を含有し、該非感光性親水性コロイド層の少なくとも1層に解離性水素を有する染料の固体微粒子分散物を含み、かつ該ハロゲン化銀カラー写真感光材料の皮膜pHが4.6〜6.4である。一般式(I)
請求項(抜粋):
透過型支持体上にイエロー、マゼンタまたはシアン色素形成カプラーのいずれかをそれぞれ含有し、かつ互いに感色性の異なるハロゲン化銀乳剤粒子を含有する少なくとも3種の感光性親水性コロイド層、および少なくとも1種の非感光性親水性コロイド層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、いずれかの層に少なくとも1種の下記一般式(I)で表される化合物を含有し、該非感光性親水性コロイド層の少なくとも1層に下記一般式(II)で表される染料の固体微粒子分散物を含み、かつ該ハロゲン化銀カラー写真感光材料の皮膜pHが4.6〜6.4であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。一般式(I)【化1】一般式(I)中、R1およびR4はそれぞれ独立に水素原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、-NR7R8、-NR7CONR7R8、-NR8COR9または-NR8SO2R9を表し、R2およびR5はそれぞれ独立に水素原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、シアノ基、スルホ基、-NR7R8、-NR8COR9、-NR8SO2R9、-NR7CONR7R8、-CO2R7、-CONR7R8、-COR9、-SO2R9または-SO2NR7R8を表し、R3およびR6はそれぞれ独立に-OR7、-CO2R7、-COR9、-CONR7R8、-NR7R8、-NR8COR9、-NR8SO2R9、-NR7CONR7R8、-SO2R9、-SO2NR7R8又はシアノ基を表す。ここで、R7およびR8はそれぞれ独立に水素原子、脂肪族基または芳香族基を表し、R9は脂肪族基または芳香族基を表し、R7とR8またはR8とR9が互いに連結して5または6員環を形成しても良い。L1、L2およびL3は互いに独立してメチン基を表し、mは0、1または2を表し、Mn+はn価のカチオンを表し、nは1、2または3を表す。一般式(II)D-(X)y一般式(II)中、Dは発色団を有する化合物残基を表し、Xは解離性水素原子または解離性水素原子を有する基を表し、yは1〜7の整数を表す。
IPC (3件):
G03C 1/83 ,  G03C 1/035 ,  G03C 7/38
FI (3件):
G03C 1/83 ,  G03C 1/035 C ,  G03C 7/38

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