特許
J-GLOBAL ID:200903093733535753

樹脂製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-347241
公開番号(公開出願番号):特開平6-190865
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】意匠面にバリを発生させることなく、第1及び第2の樹脂材料間が強固に接合された樹脂製品を得ることを可能とする。【構成】スライドコア24上端の仕切突起26を固定型22の堰止突起25に当接させ、第1のキャビティ27を形成する。そこへ第1の樹脂材料12を射出充填した後スライドコア24を移動させ、第2のキャビティ30を形成し、そこへ第2の樹脂材料13を第2のキャビティ30に射出充填する。第2のキャビティ30内を流れる第2の樹脂材料13は、堰止突起25により堰き止められて第1の樹脂材料12の一部に当たらないので、固定型22と第1の樹脂材料12との間に若干の隙間があっても侵入しない。また、スライドコア24の両キャビティ27,30側の熱は断熱用空洞部32により逃げにくいため、第1及び第2の樹脂材料12,13が相互に当接される部分の温度が高温となる。
請求項(抜粋):
第1の樹脂材料(12)と、同第1の樹脂材料(12)に対して一部が融着された第2の樹脂材料(13)とを一体的に成形する樹脂製品の製造方法であって、固定型(22)と、可動型(23)と、前記固定型(22)又は可動型(23)の一方に設けられたスライドコア(24)とにより第1のキャビティ(27)を形成し、同第1のキャビティ(27)に対して溶融された前記第1の樹脂材料(12)を充填する工程と、前記第1の樹脂材料(12)の充填完了後に、前記固定型(22)又は可動型(23)の一方に設けられた堰止突起(25)により前記樹脂製品(1)の意匠面側において前記第1の樹脂材料(12)の一部を露出させないようにして、前記スライドコア(24)を移動させて、前記固定型(22)と、前記可動型(23)と、前記スライドコア(24)と、前記第1の樹脂材料(12)とにより第2のキャビティ(30)を形成する工程と、前記スライドコア(24)の前記両キャビティ(27,30)側の温度を前記固定型(22)及び可動型(23)よりも高くした状態で、前記第2のキャビティ(30)に対して溶融された前記第2の樹脂材料(13)を充填する工程とを備えたことを特徴とする樹脂製品の製造方法。
IPC (5件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/16 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/56 ,  B29L 31:30

前のページに戻る