特許
J-GLOBAL ID:200903093739219241

溶剤濃縮回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-195812
公開番号(公開出願番号):特開平5-015724
出願日: 1991年07月09日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 溶剤含有ガスの濃縮倍率が極めて高い濃縮機と、溶剤を凝縮又は凍結により回収する低温度凝縮回収装置とを組み合わせることにより、沸点が高く又は分解し易い溶剤も、また空気中に低濃度で拡散した溶剤も、高品質で且つ高効率で回収することができる溶剤濃縮回収装置を提供する。【構成】 処理ガスを活性炭ハニカム成形体からなるロータ1の処理ゾーン1aに通し、溶剤を吸着させる。そして、ロータ1に吸着された溶剤は循環経路12を流れる再生ガスにより脱着し、この溶剤濃縮ガスを凝縮塔2,3に送る。凝縮塔2,3の冷却器においては、溶剤濃縮ガスの冷却による凍結と、解凍ガスによる凍結物の解凍とを交互に繰り返す。これにより、溶剤濃縮ガスから溶剤が一旦凍結した後、解凍されて液体として回収される。
請求項(抜粋):
活性炭のハニカム成形体からなるロータと、このロータをその軸を中心として一方向に回転させ少なくとも処理ゾーン、再生ゾーン及び冷却ゾーンを移動させる回転手段と、外系から導入された溶剤含有処理ガスを前記処理ゾーンのロータに通過させ溶剤を前記ロータに吸着させて清浄ガスを排出させる処理ガス供給手段と、冷却ガスを前記冷却ゾーンのロータに導入して冷却する冷却手段と、前記再生ゾーンのロータに再生ガスを循環供給する循環経路と、この循環経路内に配設され前記ロータに導入されるガスを加熱する加熱手段と、前記循環経路からロータ再生後の溶剤濃縮ガスを抽出する抽出手段と、前記溶剤濃縮ガスを0°C以下の温度に冷却して含有溶剤を凍結又は液化する複数個の冷却器を備えた凝縮手段と、前記溶剤濃縮ガス及び前記冷却器内の凝結物を解凍する解凍ガスを選択的に且つ交互に前記凝縮手段の冷却器に導入する選択ガス導入手段と、前記解凍ガスにより解凍されて前記凝縮手段から排出された液体から溶剤と水とを分離して前記溶剤を回収する液分離手段とを有することを特徴とする溶剤濃縮回収装置。
IPC (2件):
B01D 53/06 ,  B01D 53/34 117

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