特許
J-GLOBAL ID:200903093743534437

スピンドルモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高良 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-350425
公開番号(公開出願番号):特開平6-178489
出願日: 1992年12月02日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 回転中における径方向及び軸線方向変位を動圧軸受部により抑え、潤滑剤の漏出によるモータ外部空間汚染を、小形化を損なわずに防止する。【構成】 スリーブ部38aの内周面38a1と、固定支柱14の外周面14cによりラジアル動圧軸受部R1を構成する。スラスト板26の上下環状面と環状凹部42の上下環状面により、アキシャル動圧軸受部A1・A2を構成する。第2ブッシュ30の外周部に第1凹溝41を設ける。第3ブッシュ40の内周部に第2凹溝42を設ける。第1凹溝41の下端縁の軸線方向位置を、第2凹溝42のほぼ中央部とし、第2凹溝42の上端縁の軸線方向位置を、第1凹溝41のほぼ中央部として、両凹溝41・42の両端縁の位置をそれぞれ食い違わせて向かい合わせる。
請求項(抜粋):
略円筒面形状外周部と、径方向外方に張り出し、軸線方向の両環状面が前記略円筒面形状外周部に対し垂直状をなす環状突部とを有してなる軸体と、略円筒面形状外周部に外嵌された略円筒面形状内周部と、環状突部に嵌合し、軸線方向の両環状面が前記環状突部の両環状面と平行状をなす径方向内方開口の環状凹部とを有するスリーブ体とを備えてなり、軸体に対しスリーブ体が、潤滑剤を介して自在に相対回転し得るように外嵌されたスピンドルモータであって、略円筒面形状外周部に有するラジアル受部と略円筒面形状内周部に有するラジアル滑部とによりラジアル動圧軸受部が構成され、環状突部の両環状面にそれぞれ有するアキシャル受部と環状凹部の両環状面にそれぞれ有するアキシャル滑部とにより、それぞれアキシャル動圧軸受部が構成され、軸体とスリーブ体との間隙のうちモータ外部とアキシャル動圧軸受部またはラジアル動圧軸受部との間の部分において、軸体の全周に亙って設けられた周方向の第1凹溝とスリーブ体の全周に亙って設けられた周方向の第2凹溝とが、任意の横断面で、両凹溝の両端縁の位置がそれぞれ食い違った状態で向かい合っていることを特徴とするスピンドルモータ。
IPC (2件):
H02K 5/167 ,  F16C 17/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-146113
  • 特開平4-316711

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