特許
J-GLOBAL ID:200903093750855745

ファジィ推論モデルの構成の適正化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-127048
公開番号(公開出願番号):特開2000-322263
出願日: 1999年05月07日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 ファジィ推論モデルを作成する際、無意味な入力パラメータ及び出力パラメータを削除し、ファジィ推論モデルによる演算時間を短縮する。【解決手段】 ファジィ推論モデルに任意の入力データを与え、対応する出力データを算出し、複数組の擬似データを作成する。このファジィ推論モデルと共通の入出力パラメータを有するニューラルネットワークモデルを構成する。前記擬似データを教師データとして与えてニューラルネットワークモデルの特性値を決定する。このニューラルネットワークモデルを用いて、各出力パラメータに対する各入力パラメータの影響度を算出し、いずれの出力パラメータに対しても影響度が小さい入力パラメータ、及びいずれの入力パラメータからも影響度が小さい出力パラメータを摘出する。摘出された入出力パラメータを前記ファジィ推論モデルの入出力パラメータの中から削除してファジィ推論モデルを修正する。
請求項(抜粋):
複数の入力パラメータ及び複数の出力パラメータを有するシステムについて、If-Then形式で記述された推論ルールに基づいて、前記入力パラメータにより構成される入力データから、前記出力パラメータにより構成される出力データを算出するファジィ推論モデルの構成を適正化する方法であって、対象とするシステムの過去の入力データと出力データとの組み合わせからファジィ推論モデルを作成し、このファジィ推論モデルに複数の任意の入力データを与え、それぞれに対応する出力データを算出することにより、これらの入力データと出力データとの組み合わせからなる複数組の擬似データを作成し、これと並行して、前記ファジィ推論モデルと共通の入力パラメータ及び出力パラメータを有するニューラルネットワークモデルを構成し、このニューラルネットワークモデルに前記擬似データを教師データとして与えて、ニューラルネットワークモデルの特性値を決定し、この様にして特性値が決定されたニューラルネットワークモデルを用いて、各出力パラメータに対する各入力パラメータの影響度を算出し、各出力パラメータに対する影響度が、いずれも所定の下限値を下回る入力パラメータを摘出し、この様にして摘出された入力パラメータを前記ファジィ推論モデルの入力パラメータの中から削除することによって、ファジィ推論モデルの構成を修正することを特徴とするファジィ推論モデルの構成の適正化方法。

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