特許
J-GLOBAL ID:200903093753313277
エンジンの空燃比フィードバック制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-095383
公開番号(公開出願番号):特開平8-291738
出願日: 1995年04月20日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 排気系の触媒上流側に設けられた空燃比センサの種々の要因による出力特性変化によるフィードバック精度の劣化を防止し、精度の高い制御を行うことのできるエンジン空燃比フィードバック制御装置を得る。【構成】 排気系の触媒26の上流側に設置したリニア出力特性を有する広域空燃比センサ30によるフィードバック制御を基本とし、これに加えて触媒下流側のZ特性出力を有するO2 センサ32の出力によって或いはその出力に基づく学習補正量によって、広域空燃比センサ30によるフィードバック制御の補正を行い、ストイキオ制御並びにリッチ、リーン領域における空燃比制御において常に緻密で精度の高い燃料噴射の制御を行うようにした。また広域空燃比センサの経時変化や運転状況の変化に即応した良好な制御状態を保つことが可能である。
請求項(抜粋):
エンジンの排気系に設けられ排気ガスを浄化する触媒と、前記触媒の上流側に設けられエンジンに供給される混合気の空燃比に対しリニアな出力特性を持つ広域空燃比センサと、前記触媒の下流側に設けられ前記混合気の空燃比に対し理論空燃比を基準にしたリッチかリーンかのスイッチング出力特性を持つO2 センサと、エンジン運転状態に応じて目標空燃比を設定する目標空燃比設定手段と、前記目標空燃比が理論空燃比、リッチ空燃比またはリーン空燃比のいずれの領域かを問わず前記広域空燃比センサからの出力信号と目標とする空燃比との偏差に基づき該偏差を解消する方向で混合気の空燃比をフィードバック制御するフィードバック制御手段と、前記O2 センサからの出力信号に基づき制御の基準とすべき空燃比を補正するための空燃比補正量を算出する補正量算出手段と、前記補正量算出手段からの空燃比補正量により前記目標空燃比を補正し最終目標空燃比を算出する目標空燃比補正手段と、を備え、前記フィードバック制御手段は、前記最終目標空燃比を前記目標とする空燃比として前記フィードバック制御を行うことを特徴とするエンジンの空燃比フィードバック制御装置。
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