特許
J-GLOBAL ID:200903093753957379
回転陽極X線管及び同装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 純之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-272184
公開番号(公開出願番号):特開平10-116579
出願日: 1996年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】本発明は、回転陽極X線管の陽極部材の熱膨張によるX線発生源(焦点)の移動を補償し、動作中にX線発生源(焦点)を常に一定の位置に維持できる回転陽極X線管および同装置を提供することを目的とする。【解決手段】フィラメント4の両側方に電圧を印加する電極板10A、10Bを設置し、電極板10A、10Bは、フィラメント4の深さが、フィラメント4の端部は深く、中央部は浅くなるようにフィラメント4の軸に沿って変化する形状を有し、フィラメント4の長手方向にわたり少なくとも2分割、絶縁されていて、分割された電極板10A、10Bにはそれぞれに異なる電位を与えて、フィラメント4の表面電界強度分布を制御してフィラメント4の電子放出部位を変化させる。
請求項(抜粋):
熱電子を放出するフィラメントおよび該フィラメントからの熱電子を集束する集束体を有する陰極部材と、該陰極部材に対向して配置された陽極ターゲットおよび該陽極ターゲットを回転自在に支持する回転機構部を有する陽極部材と、前記陰極部材および前記陽極部材を真空機密に封入する外囲器とを具備する回転陽極X線管において、前記フィラメントの両側方に、前記フィラメントと所定の間隔を隔て、所定の形状を有する少なくとも2個の電極板で構成され、前記フィラメントの長手方向の表面電界強度分布を制御する電界強度分布制御手段を有することを特徴とする回転陽極X線管。
IPC (2件):
FI (2件):
H01J 35/14
, H01J 35/06 A
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