特許
J-GLOBAL ID:200903093755282042
心臓外科処置を行なう装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-524063
公開番号(公開出願番号):特表平10-500587
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】上行大動脈内で拡大したときに、心臓及び冠状血管を残余の動脈系から分離する、カテーテルの遠位端に設けられた第1膨張可能部材(11)すなわちバルーンと、拡大したときに左心室内で着座する、第1膨張可能部材より遠位側に配置された第2膨張可能部材(15)とを有する閉塞カテーテル(10)を備えた、患者の解剖学的心臓構造にアクセスする装置。心肺バイパス装置(18)は、大静脈例えば大腿静脈(20)に連結されて、血液を抽出し、二酸化炭素を除去し、抽出した血液に酸素付加し、酸素付加した血液を大動脈(22)を通して患者の動脈系に戻す。心臓麻酔物質を含有する液体を、患者の冠状動脈又は冠状動脈又は冠状静脈洞を通して心筋層に順行的及び/又は逆行的に供給して心筋すなわち心筋層を麻酔するのが好ましい。心臓アクセス装置は、開胸処置及び閉胸処置を含む広範囲の心臓外科処置に適している。
請求項(抜粋):
患者の動脈系から心臓を隔絶しておく間に、患者の心臓の大動脈弁から離れる方向に通じる大動脈通路を通って心臓にアクセスする大動脈用血管カテーテルであって、 a)患者の心臓の大動脈弁から離れる方向に通じる大動脈通路を通って前進可能な細長いカテーテルシャフトを有し、該カテーテルシャフトは、患者の体外に配置される近位側部分と、患者の上行大動脈及び左心室内に配置される遠位側部分と、カテーテルシャフト内で遠位側部分のポートから近位側部分の一位置まで延びている内部管孔とを備え、 b)カテーテルシャフトの遠位側部分のポートから近位側に間隔を隔てて遠位側部分に設けられた第1膨張可能手段を有し、該手段は、拡大したときに上行大動脈内の大動脈通路を閉塞する形状を有し、 c)カテーテルシャフトの遠位側部分のポートから近位側で且つ第1膨張可能手段より遠位側の位置で、カテーテルシャフトの遠位側部分に設けられた第2膨張可能手段を有し、該手段は、拡大したときに左心室内で着座してカテーテルを固定し、大動脈通路内でのカテーテルの移動を最小にする形状を有することを特徴とする血管内大動脈内カテーテル。
IPC (2件):
A61M 25/00 405
, A61M 25/00
FI (2件):
A61M 25/00 405 D
, A61M 25/00 410 R
引用特許:
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