特許
J-GLOBAL ID:200903093756331926

耐熱鋼、耐熱鋼塊の製造方法および蒸気タービンロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-155930
公開番号(公開出願番号):特開2004-359969
出願日: 2003年05月30日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】高温下で安定な特性を有し、安価で、製造性に優れた耐熱鋼および耐熱鋼塊の製造方法を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.08〜0.15%、Si:0.1%以下、Mn:0.1〜0.3%、Ni:0.1〜0.3%、Cr:9%以上10%未満、V:0.15〜0.30%、Mo:0.6〜1.0%、W:1.5〜1.8%、Co:1.0〜4.0%、Ta:0.05〜0.08%、B:0.001〜0.015%、N:0.01〜0.04%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を焼戻し熱処理することにより析出させたM23C6型炭化物とM2X型炭窒化物およびMX型炭窒化物との合計量が2.0〜4.0質量%の範囲にあり、前記M2X型炭窒化物に含有されるV量とMo量とがV>Moの関係を満たし、所定の使用条件下で析出させた金属間化合物と前記析出物との合計量が4.0〜6.0質量%の範囲にある。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.08〜0.15%、Si:0.1%以下、Mn:0.1〜0.3%、Ni:0.1〜0.3%、Cr:9%以上10%未満、V:0.15〜0.30%、Mo:0.6〜1.0%、W:1.5〜1.8%、Co:1.0〜4.0%、Ta:0.05〜0.08%、B:0.001〜0.015%、N:0.01〜0.04%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を焼戻し熱処理することにより、主要な析出物として結晶粒界およびマルテンサイトラス境界に析出させたM23C6型炭化物と、マルテンサイトラス内部に析出させたM2X型炭窒化物およびMX型炭窒化物とを有し、前記M23C6型炭化物と前記M2X型炭窒化物と前記MX型炭窒化物との合計量が2.0〜4.0質量%の範囲にあり、かつ、前記M2X型炭窒化物に含有されるV量とMo量とがV>Moの関係を満たし、 さらに、所定の使用条件下で析出させた金属間化合物と前記M23C6型炭化物と前記M2X型炭窒化物と前記MX型炭窒化物との合計量が4.0〜6.0質量%の範囲にあることを特徴とする耐熱鋼。
IPC (7件):
C22C38/00 ,  B21K3/04 ,  B22D23/10 ,  C22C38/54 ,  F01D5/06 ,  F01D5/28 ,  F01D25/00
FI (8件):
C22C38/00 302Z ,  B21K3/04 ,  B22D23/10 522 ,  C22C38/54 ,  F01D5/06 ,  F01D5/28 ,  F01D25/00 L ,  F01D25/00 X
Fターム (7件):
3G002AA07 ,  3G002AA11 ,  3G002AA13 ,  3G002AB08 ,  3G002EA06 ,  4E087BA02 ,  4E087HA00
引用特許:
審査官引用 (6件)
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