特許
J-GLOBAL ID:200903093760219359

無励磁作動型電磁ブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西島 綾雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-075284
公開番号(公開出願番号):特開平9-242797
出願日: 1996年03月05日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 無励磁作動型電磁ブレーキの制動を、手動で解除する解放レバーの解放力を低減させることを目的とする。【解決手段】 解放レバー34は、馬蹄形駆動部34aと操作基部34bを備えている。前記解放レバー34の馬蹄形駆動部34aの取付穴36,36は、スタッドボルト18に遊嵌し、これらに遊嵌された補助スプリング24の弾発力によって、駆動部34aの側面が取付フランジ10の側面に接するように構成されている。前記馬蹄形駆動部34aの側面には、スタッドボルト取付穴36,36よりも先端の方にプレスでボッチ即ち突起38,38が形成されている。前記突起38,38は、補助スプリング24の弾発力によって取付フランジ10の側面に当接し、解放レバー34の支点を構成している。解放レバー34の操作基部34bを外側にワイヤ等を介して引張ると、解放レバー34は突起38,38を支点として、揺動し、接触爪34c,34cがアーマチュア12を押圧して、制動が解除される。
請求項(抜粋):
取付フランジ(10)と、励磁コイル(14)が内蔵され前記取付フランジ(10)にスタッドボルト(18)を介して取り付けられたステータ(16)と、前記ステータ(16)の前面に配置され前記スタッドボルト(18)に軸方向にスライド自在に取り付けられたアーマチュア(12)と、前記取付フランジ(10)と前記アーマチュア(12)との間に配置されたロータ(8)と、前記スタッドボルト(18)に遊嵌され前記アーマチュア(12)を前記取付フランジ(10)の方向に押しつけるトルクスプリング(22)と、先端に接触爪(34c)が形成された馬蹄形の駆動部(34a)とこれに対して略直角方向に屈折された操作基部(34b)とを有し、前記馬蹄形の駆動部(34a)が前記取付フランジ(10)と前記アーマチュア(12)との間に位置して前記スタッドボルト(18)に揺動自在に支持され前記操作基部(34b)が外部操作可能な位置に配置された解放レバー(34)とを備えた無励磁作動型電磁ブレーキにおいて、前記馬蹄形駆動部(34a)の先端の近傍に前記取付フランジ(10)に対向して支点用の突起(38)(38)を設け、前記操作基部(34b)を外部操作力によって所定方向に変位させると、前記接触爪(34c)(34c)が前記突起(38)(38)を支点として前記アーマチュア(12)をブレーキ解除方向に押動するように構成したことを特徴とする無励磁作動型電磁ブレーキ。
IPC (2件):
F16D 65/21 ,  F16D 55/28
FI (2件):
F16D 65/21 Z ,  F16D 55/28 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-347018
  • 特開昭62-292930
  • 特開平4-347018
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