特許
J-GLOBAL ID:200903093764800293

電車線用テンションバランサの固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-202898
公開番号(公開出願番号):特開2004-042780
出願日: 2002年07月11日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】設置現場で張力の調整を行わずに、テンションバランサと電車線とを接続すること。【解決手段】固定装置1は、ばね式テンションバランサ21のケーシング22とロッド24との間に着脱自在に介設される。固定装置1は、ケーシング22の端部に当接する当接部材2と、これに一端が連結され、ロッド24の両側をこれと平行に所定長さ伸びる一対の抗圧杆3と、ロッド24の軸線と直交する方向に伸び、中間部がロッド24の引手24aに係止され、両端において一対の抗圧杆3の他端に連結される固定ヨーク4とを具備する。固定装置1をテンションバランサ21に装着することにより、電車線に対する所定の張力が得られるまでロッド24をばね力に抗してケーシング22から引き出した状態を抗圧杆3で維持する。テンションバランサ21を設置した後に、固定装置1を撤去すれば、テンションバランサ21は所定の張力で電車線を引き留められる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一端が支持構造物に連結される筒状ケーシングと、一端の引手が電車線に連結され他端側が前記ケーシングの他端側に出入り自在に挿入されたロッドと、ケーシングとロッドとの間に介設されケーシングから突出したロッドをケーシング内へ引き込むように付勢するコイルばねとを具備し、電車線を所定の張力を保持しつつ前記支持構造物に引き留めるばね式テンションバランサに装着され、テンションバランサの設置後に撤去される固定装置であって、 前記ケーシングの他端側に当接する当接部材と、 この当接部材に一端が連結され、前記ロッドの両側をこれと平行に所定長さ伸びる一対の抗圧杆と、 前記ロッドの軸線と直交する方向に伸び、中間部がロッドの引手に係止され、両端において前記一対の抗圧杆の他端に連結される固定ヨークとを具備し、 前記電車線に対する所定の張力が得られるまで前記ロッドをばね力に抗して前記ケーシングから引き出した状態を保持すべく、テンションバランサに装着されることを特徴とする電車線用テンションバランサの固定装置。
IPC (1件):
B60M1/26
FI (1件):
B60M1/26 B

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