特許
J-GLOBAL ID:200903093767747989

振動検出器、自己発話検出器および補聴器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-080965
公開番号(公開出願番号):特開2000-278797
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】外耳道内壁に伝搬する音声帯域の振動のみをよく検出できる自己発話検出器を提供する。【解決手段】一端が開口したキャップ状の軟質樹脂の検出部13、金属性のパイプ12、エレクトレットコンデンサマイク11で閉空間10を形成したものを用い、検出部13を耳栓の裏側に当接させて補聴器の装耳部に組み込む。装用者が耳栓3を外耳道に挿入したとき、検出部13が耳栓3の傘部3bを介して外耳道に接触する。装用者が発声すると、その発声による振動が検出部13にも伝搬する。傘部3b、検出部13ともに軟質樹脂であるため、柔軟な外耳道内壁の振動にもよく追従して同様に振動する。この振動により、閉空間10の内圧が変化しコンデンサマイク11検出される。一方、外来音声や補聴器の増幅音声は空気振動であるため、軟質の振動体が少ないこのセンサでは殆ど検出されない。
請求項(抜粋):
空気圧の変動を検出する検出素子と、該検出素子に接続され、該検出素子とともに閉空間を形成する硬質のパイプおよび軟質のキャップと、を有し、前記軟質のキャップを振動体に接触させることを特徴とする振動検出器。

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