特許
J-GLOBAL ID:200903093768868500

金属コードの製造方法及び製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-181283
公開番号(公開出願番号):特開平7-133598
出願日: 1994年08月02日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 ゴム物品の耐久性を向上させるのに有効な構造をもつ補強用の金属フィラメント数が2〜3本の金属コードを、金属フィラメントの断線や曲げ疲労性の低下を招かずに製造する。【構成】 表面に金属めっきを施したn本(n=2又は3)の金属フィラメント1の全てに、くせ付け装置5で波のピッチp1 がコード撚りピッチPの0.45〜1.70倍、波の高さが1.5d〜5.0d(d=金属フィラメントの直径)の波状のくせを付け、さらに、二重仮撚り装置6により、ピッチp2 =0.25P〜0.80Pで加撚後解撚し、その後溝付きキャプスタン装置17経由で連続的に二度撚り撚線機7に通して正規のコード撚りピッチPで螺旋波状のくせを保持する状態に撚り合わせる。この方法によれば、くせ付けの波の高さを大きくして太径の金属フィラメントを用いる場合の耐曲疲労性の低下を抑え、かつ、ゴムが侵入するフィラメント間隙間も広げることができる。
請求項(抜粋):
表面に金属めっきを施した直径dが0.25mm〜0.35mmの範囲にあるn本(n=2又は3)の金属フィラメントの全てに、撚り合わせの前処理として波のピッチp1 がコード撚りピッチPの0.45〜1.70倍、波の高さが1.5d〜5.0d(d=金属フィラメントの直径)の波状のくせを付け、次いで、このくせ付けした金属フィラメントを二重仮撚り装置に通してピッチp2 =0.25P〜0.80Pで加撚後解撚し、ここで保有するくせが螺旋波状に変化した金属フィラメントをその後連続的に二度撚り撚線機に通して正規のコード撚りピッチPで螺旋波状のくせを保持する状態に撚り合わせることを特徴とする金属コードの製造方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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