特許
J-GLOBAL ID:200903093774458119
電動パワ-ステアリング装置の制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
貞重 和生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-269041
公開番号(公開出願番号):特開平9-086422
出願日: 1995年09月25日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 Hブリツジ回路を使用した電動パワ-ステアリング装置のモ-タ制御回路において、ハンドル戻り時の振動電流の発生を押さえつつ、正確なモ-タ角速度の推定値の演算手段を提供する。【解決手段】 FET1 をデユ-テイ比D1 で駆動し、FET3 をFET1 よりも時間的に長いデユ-テイ比D2 で駆動する。D2 をD1 の一次の関数 D2 =a・D1 +bで定義し、駆動条件によりa、bを決定すると、モ-タ電流Iは以下の式で表され、振動電流(ノイズ)の発生を押さえることができる。I=Vb / R{1- (KT ωret /γVb)}・D1 +KT / R (ωret-ω) 。モ-タ角速度ωは、バツテリ電圧Vb とデユ-テイ比D1 、D2 から求めたモ-タ端子間電圧VM =(D1 +D2 - 1) Vb と、モ-タ電流検出値と第2のデユ-テイ比から推定したモ-タ電流値Iから推定することができる。
請求項(抜粋):
少なくともステアリングシヤフトに発生する操舵トルク信号に基づいて演算された操舵補助指令値と検出されたモ-タ電流値から演算した電流制御値に基づいてステアリング機構に操舵補助力を与えるモ-タの出力を制御するフイ-ドバツク制御手段を備えた電動パワ-ステアリング装置の制御装置において、半導体素子をHブリツジに接続して構成したブリツジ回路の入力端子間に電源を、出力端子間に前記モ-タを接続したモ-タ駆動回路と、前記モ-タ駆動回路を構成するHブリツジ回路の互いに対向する2つのア-ムを構成する2個1組の半導体素子のうち、第1のア-ムの半導体素子を前記電流制御値に基づいて決定される第1のデユ-テイ比のPWM信号で駆動し、第2のア-ムの半導体素子を前記第1のデユ-テイ比の関数で定義される第2のデユ-テイ比のPWM信号で駆動する駆動制御手段と、バツテリ電圧と前記第1のデユ-テイ比と第2のデユ-テイ比に基づいて推定したモ-タ端子間電圧値と、モ-タ電流検出値と前記第2のデユ-テイ比とから演算したモ-タ電流値とに基づいてモ-タ角速度を推定演算するモ-タ角速度推定手段とを備えたことを特徴とする電動パワ-ステアリング装置の制御装置。
IPC (3件):
B62D 5/04
, B62D 6/00
, B62D137:00
FI (2件):
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