特許
J-GLOBAL ID:200903093774947527

容量性結合方式を利用した伸縮可能型アンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-119955
公開番号(公開出願番号):特開平8-316724
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明は無線電話機及び携帯電話機に装着されるアンテナに関するもので、ホイップアンテナ部とヘリカルアンテナ部の性能を向上させ、アンテナの機械的信頼性を高める構造の容量性結合方式を利用した伸縮可能型アンテナを提供する。 【構成】 アンテナの引出時には、1/4波長のヘリカルアンテナ部と1/4波長のホイップアンテナ部の間の容量性結合により1/2波長ダイポールアンテナと等価的に動作するようにし、アンテナの挿入時には、金属材スリーブとヘリカルアンテナ部の間の容量性結合によりヘリカルアンテナ部の不足の容量の成分を補う。また、アンテナ素子の一端がチューブのヘリカルアンテナ部側端部に位置するようにしてホイップアンテナ部とヘリカルアンテナ部を固定することによって、ホイップアンテナ部とヘリカルアンテナ部の性能を向上させアンテナの機械的信頼性を高めることができる。
請求項(抜粋):
実質的に長さの伸縮が自由な伸縮可能型のアンテナにおいて、一端に所定の大きさの金属材スリーブ(26)が形成され、該金属材スリーブ(26)とコイル型の輻射素子(22)を容量性誘導結合させる第1絶縁手段(25)を有するヘリカルアンテナ部(1)と、前記金属材スリーブ(26)とアンテナ素子(31)を容量性誘導結合させる第2絶縁手段(32)を有し、一端に前記金属材スリーブ(26)が固定され、他端に前記アンテナ素子(31)と接続する導電性を有したストッパー(33)が固定されたホイップアンテナ部(3)と、電話機本体に固定され、前記ホイップアンテナ部(3)を前記電話機本体に対して摺動自由に支持し、アンテナを電話機本体に挿入した状態で前記金属材スリーブ(26)が接触して前記ヘリカルアンテナ部(1)に信号を印加し、アンテナを前記電話機本体から引き出した状態で前記ストッパー(33)が接触して前記ホイップアンテナ部(3)に信号を印加する給電支持手段(2)とを備えて構成することを特徴とする誘導結合を利用した伸縮可能型アンテナ。
IPC (2件):
H01Q 9/32 ,  H01Q 1/24
FI (2件):
H01Q 9/32 ,  H01Q 1/24 A

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