特許
J-GLOBAL ID:200903093785509882

導電性複合ポリウレタンフォームシート及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-292765
公開番号(公開出願番号):特開平7-118427
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 少量の導電性ポリマーを、シート体内部にまで連続的に存在させることにより、良好な導電性を有するとともに、機械的強度等にも優れた導電性複合シート及びその製造方法を提供する。【構成】 ポリエーテル系ポリウレタンフォームを、FeCl3 とFeCl2 との混合メタノール溶液に浸漬し、これを真空乾燥してメタノールを除去、回収し、その後、混合塩が付着したフォームを反応器内に静置し、反応器内にピロールガスを導入して、20°Cで24時間暴露し反応させる。次いで、フォームをメタノールで洗浄して、未反応の混合塩及びピロールガスを除去し、真空乾燥によってメタノールを除去して導電性複合フォームを得る。この導電性複合フォームを2枚のポリイミドフィルムで挟み、温度180°C、圧力100kg/cm2 で1分間圧縮成形し、厚さ0.15mmの導電性複合シートを得る。
請求項(抜粋):
連泡型ポリウレタンフォームのセル表面に酸化剤溶液を塗布し、その後、真空乾燥により該酸化剤溶液の溶媒を完全に除去し、次いで、共役二重結合を有する化合物を気相雰囲気下で上記酸化剤付着後の連泡型ポリウレタンフォームのセル表面上で重合させて、該セル表面上に上記化合物の導電性電子共役系ポリマー層を形成させ、その後、これを溶媒中に浸漬し未反応の上記酸化剤及び上記化合物を抽出除去し、次いで、真空乾燥することにより上記溶媒を除去して得られる導電性複合ポリウレタンフォームを、140〜200°Cの温度において熱成形することを特徴とする導電性複合ポリウレタンフォームシートの製造方法。
IPC (10件):
C08J 7/04 CFF ,  C08G 18/83 NGV ,  C08J 7/16 CFF ,  C08J 9/36 CFF ,  C08K 3/10 ,  C08L 75/04 NFX ,  C08L 79/04 LRA ,  H01B 5/16 ,  H01B 13/00 501 ,  H01B 13/00 503

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