特許
J-GLOBAL ID:200903093808420230

湿式現像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-236916
公開番号(公開出願番号):特開平9-080920
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】画像の濃度が高く、濃度にむらのない現像を行なえる湿式現像装置を提供する。【解決手段】現像装置は、静電荷像担持体21の近くに配置されるローラ22を備えている。ローラ22は、表面に多数の微細孔23を有し、図示しない駆動手段により矢印方向に回転される。ローラ22の内部の空間は仕切部材24によって三つに分割されている。ローラ22の内面と、仕切部材24および円板25との間の隙間は、磁性流体26によりシールされている。ローラ内空間30には現像液給送パイプ29が接続され、その途中には給送ポンプ28とバルブ36が設けられている。また、ローラ内空間33には現像液回収パイプ34が接続され、その途中には吸引ポンプ32が設けられている。現像液給送パイプ29はバルブ37を介して現像液回収パイプ34と接続されている。
請求項(抜粋):
表面に静電荷像を保持し移動する静電荷像担持体に現像液を供給し、該静電荷像を現像する湿式現像装置において、周面に多数の開孔を穿たれた回転するローラおよび該ローラの内部を複数の空間に分割する仕切部材からなり該静電荷像担持体に近接配置された現像部材と、現像液を貯留する現像液槽と、現像液を該現像液槽から該複数の空間のうち少なくとも一個の空間を介して該開孔より噴出させ、該静電荷像担持体と該ローラとの最近接位置の該静電荷像担持体移動方向上流側の領域に現像液を供給する現像液供給手段と、該空間に収容された現像液を該現像液槽に回収する現像液回収手段と、該静電荷像担持体と該ローラとの最近接位置の該静電荷像担持体移動方向下流側の領域にある現像液を、該開孔から該複数の空間のうち少なくとも一個の空間を介して該現像液槽に回収する現像液スクイズ手段とを有することを特徴とする湿式現像装置。

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