特許
J-GLOBAL ID:200903093818064598

スラグ中の酸素分圧測定装置およびその測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-325332
公開番号(公開出願番号):特開2000-214127
出願日: 1999年11月16日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 実操業における転炉中のスラグ層の酸素分圧測定を精度良く行うことの可能な酸素分圧測定装置およびその測定方法を提供する点にある。【解決手段】 筒状本体部2の先端面に形成した凹所4内に、標準電極を内装した酸素イオン伝導性を有する棒状の固体電解質5を立設し、この固体電解質を囲む位置にスラグ付着性の良好な材質の環状電極6を設けて構成した酸素センサと、その感温部9を筒状本体部の軸方向において前記酸素センサより先端側に位置付けた溶鋼温度測定用の測温センサ8とからなる酸素分圧測定プローブ1を備え、前記標準電極と対照電極間に生起するスラグ中の酸素分圧に対応する起電力と、前記測温センサから出力される熱起電力に対応する溶鋼温度とに基づいて、この溶鋼温度をスラグ温度とみなしてスラグ中の酸素分圧を算出する演算部を備えたものである。
請求項(抜粋):
筒状本体部の先端面に形成した凹所内に、標準電極を内装した酸素イオン伝導性を有する棒状の固体電解質を立設し、この固体電解質を囲む位置にスラグ付着性の良好な材質の対照電極を設けて構成した酸素センサと、この酸素センサに隣接し、その感温部を筒状本体部の軸方向において前記酸素センサより先端側に位置付けた溶鋼温度測定用の測温センサと、からなる酸素分圧測定プローブを備えると共に、前記酸素センサの標準電極と対照電極間に生起するスラグ中の酸素分圧に対応する起電力と、前記測温センサから出力される熱起電力に対応する溶鋼温度とに基づいて、この溶鋼温度をスラグ温度とみなしてスラグ中の酸素分圧を算出する演算部を備えることを特徴とする酸素分圧測定装置。
IPC (3件):
G01N 27/411 ,  C21C 7/00 ,  G01K 7/02
FI (4件):
G01N 27/58 C ,  C21C 7/00 R ,  G01K 7/02 C ,  G01K 7/02 R

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