特許
J-GLOBAL ID:200903093820111170

調節可能な背もたれを持つ座席用継手金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102882
公開番号(公開出願番号):特開平7-284422
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 座席の継手金具の継手部分の支持個所の面圧を減少する。【構成】 両方の継手部分11,12の相対位置を決定するため歯車装置15〜18として構成される調節兼固定装置が設けられ、揺動軸13は偏心輪区域14を持ち、この偏心輪区域は、この揺動軸の連行体20を部分的に包囲する2つの互いに傾斜する連行体20と、これらの楔形弧状片24の幅の狭い周方向端面の間にはまる連行腕22と、楔形弧状片24端面を互いに押離すばね26とから形成されている。各揺動軸13は、座席の両側の継手金具を互いに連結する伝達棒30への相対回転しない結合のための中心受入れ部29を持つている。ブシユ状に構成される連行体20は、一方の継手部分12の中心カラー19内に支持され、このカラー19上に楔形弧状片24の内周面が支持され、楔形弧状片24の外周面は他方の継手部分11中心支持カラー25内に支持されている。
請求項(抜粋):
座席の着座部分に属する固定継手部分と背もたれに属する揺動可能な継手部分とが揺動軸を介して互いに結合され、両方の継手部分の相対位置を決定するため歯車装置として構成される調節兼固定装置が設けられ、一方の継手部分を支持するため揺動軸が偏心輪区域を持ち、この偏心輪区域が、揺動軸の連行体を部分的に包囲する2つの互いに傾斜する楔形弧状片と、これらの楔形弧状片の幅の狭い周方向端面の間にはまる連行腕と、楔形弧状片の幅の広い周方向端面を互いに押離すばねとから形成され、各継手金具の揺動軸が、座席の両側の継手金具を互いに連結する伝達棒への相対回転しない結合のため中心受入れ部を持つているものにおいて、ブシユ状に形成される連行体(20)が、一方の継手金具(12)の中心カラー(19)内に支持され、このカラー(19)上に楔形弧状片(24)の半径方向内周面が支持され、この楔形弧状片(24)の半径方向外周面が他方の継手部分(11)の中心支持カラー(25)に少なくとも部分的に支持され、カラー(19)の外周及び内周が一方の継手部分(12)にある環状歯車(17)の歯先円に対して精確に同心的に校正されていることを特徴とする、調節可能な背もたれを持つ座席用継手金具。

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