特許
J-GLOBAL ID:200903093820610788

杭頭処理工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-165396
公開番号(公開出願番号):特開平10-338932
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 X形配筋組立鉄筋で補強された場所打ちコンクリート杭の杭頭処理工法において、リングプレートにより、X形配筋組立鉄筋の製造工程から杭コンクリートが固まるまでの間の、X形配筋の形成と維持を行えるにもかかわらず、コンクリート硬化後においては、リングプレートを切断することなく除去できて、余盛りコンクリートのはつり作業を容易迅速に行えるようにする。【解決手段】 要素鉄筋2として、異形鉄筋2aの上端にねじ棒2bが同芯状に接合され、ねじ棒に套嵌したスリーブ2cが当該ねじ棒に螺合するナット2dで抜け止めされたものを使用し、且つ、前記スリーブを上部のリングプレート1の外側面に固着してX形配筋組立鉄筋Aを構成する一方、余盛りコンクリート7aの高さを上部のリングプレートよりも低い位置までとし、コンクリート硬化後、ナットを除去して、リングプレートをスリーブごと抜き取り、しかる後、余盛りコンクリートをはつる。
請求項(抜粋):
上下一対のリングプレートの外側面に、上下両端部が互いに平行で中央部が上下両端部に対して所定角度で傾斜した斜め筋となる状態に折り曲げられた所要本数の要素鉄筋の上下両端部を円周方向所定間隔おきに固定して内側鉄筋群を組み立てた後、前記リングプレートの外側面に、斜め筋の傾斜方向を逆にした同一本数の要素鉄筋の上下両端部を、それらの斜め筋が内側鉄筋群の対応する斜め筋とX形に交差する状態に固定して外側鉄筋群を組み立て、これら内側鉄筋群と外側鉄筋群とで構成したX形配筋組立鉄筋を杭頭部に埋設した場所打ちコンクリート杭の余盛りコンクリートをはつるようにした杭頭処理工法であって、前記要素鉄筋として、所定形状に曲げ加工された異形鉄筋の上端にねじ棒が同芯状に接合され、当該ねじ棒に套嵌したスリーブが当該ねじ棒に螺合するナットで抜け止めされたものを使用し、且つ、前記スリーブを上部のリングプレートの外側面に固着して前記X形配筋組立鉄筋を構成する一方、余盛りコンクリートの高さを上部のリングプレートよりも低い位置までとし、余盛りコンクリートの硬化後、前記ナットを除去して、上部のリングプレートをスリーブごと抜き取り、しかる後、余盛りコンクリートをはつることを特徴とする杭頭処理工法。
IPC (2件):
E02D 5/34 ,  E02D 27/12
FI (2件):
E02D 5/34 A ,  E02D 27/12 Z

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