特許
J-GLOBAL ID:200903093827127942

作動気筒数可変内燃機関を有する車両の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-241091
公開番号(公開出願番号):特開平8-105335
出願日: 1994年10月05日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 休筒運転による燃費低減効果を確保しながら、気筒切換時における切換ショックの車体への伝達を極力抑えた運転制御装置を提供する。【構成】 エンジン1が全筒運転から休筒運転に切換わる場合、ECU26は、先ずISCを開放駆動した後、TCU34に休筒信号SMDを出力する。すると、TCU34は、電磁弁62の駆動デューティ比を低下させて、ダンパクラッチ48の直結圧を低下させる。ECU26は、休筒信号SMD出力後所定時間経過したら、休筒気筒の燃料噴射を停止させた後、動弁機構も停止させる。この際には、ダンパクラッチ48がスリップ直結あるいは非直結に移行しているため、切換ショックはトルクコンバータ31により吸収される。そして、TCU34は気筒の切換えが終了したら、ダンパクラッチ48を再び通常の制御に復帰させ、休筒運転による燃費低減効果を確保する。
請求項(抜粋):
多気筒内燃機関と、この多気筒内燃機関の駆動軸と被駆動軸との間に設けられた流体継手手段と、この流体継手手段と並列的に設けられ駆動軸と被駆動軸とのトルク伝達を行う直結継手手段と、この直結継手手段のトルク伝達量を調整する調整手段と、前記多気筒内燃機関の一部気筒への吸気導入を停止させる気筒停止手段と、前記多気筒内燃機関の各燃焼室に燃料を供給する燃料供給手段とを有する車両の運転制御装置において、前記多気筒内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態に応じて全筒運転と一部気筒運転とを切り換えて行わせるべく、前記運転状態検出手段の出力に基づき前記調整手段と前記気筒停止手段と前記燃料供給手段とに指令信号を出力する制御手段とを備え、当該制御手段は、前記運転状態検出手段の出力に基づき全気筒運転から一部気筒運転への切換えを行うべき運転状態であることを判定したときに、前記直結継手手段のトルク伝達量を一時的に低減させるトルク伝達量低減指令信号を前記調整手段に出力し、当該出力から第1所定時間経過した後に、前記燃料供給手段に前記一部気筒への燃料供給を停止させる燃料供給停止指令信号と、前記気筒停止手段に前記一部気筒への吸気導入を停止させる休筒指令信号とを出力することを特徴とする作動気筒数可変内燃機関を有する車両の運転制御装置。
IPC (9件):
F02D 17/02 ,  F02D 13/06 ,  F02D 29/00 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/02 315 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F16H 61/14 ,  F16H 59:76
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-208138
  • 特開昭59-224432
  • 特開昭60-060039

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