特許
J-GLOBAL ID:200903093828773686

1チップ固体撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-033719
公開番号(公開出願番号):特開平9-233393
出願日: 1996年02月21日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】この発明は、映像信号にタイミング発生部のカウンタで生ずる雑音が重畳されないようにする1チップ固体撮像装置を提供することを課題とする。【解決手段】撮像領域からのイメージ信号を出力する水平走査スイッチング回路を駆動する水平走査シフトレジスタ13は、クロックで駆動される縦続接続したDフリップフロップ211 〜21n で構成され、水平走査スイッチング回路の駆動信号が出力される。タイミング発生部のカウンタ24は、水平走査シフトレジスタ13のm段目のフリップフロップ21m の出力を受けて始動し、映像信号部分から外れたブランキング期間においてのみ動作する。そして、このカウンタ部からの出力をアドレスとしてパルス発生ROM25を読取り、各種位相の制御信号を発生する。したがって、このカウンタ部で生ずる雑音が映像信号に重畳されることが、確実に避けられる。
請求項(抜粋):
多数の光電変換素子の配列によって形成された撮像領域と、この撮像領域を構成する前記多数の光電変換素子からの信号を選択出力する複数のスイッチング手段と、これらのスイッチング手段にそれぞれスイッチング信号を印加することにより当該スイッチング手段を順次選択する水平走査用シフトレジスタと、この水平走査用シフトレジスタからの出力に対応して起動されるタイミング発生手段とを同一半導体チップ上に具備し、前記水平走査用シフトレジスタは、前記撮像領域に対応する映像信号を前記スイッチング手段を介して出力させ、かつ前記タイミング発生手段は、前記撮像領域の水平方向の端部に形成されるオプティカルブラック部の走査期間を内包する水平ブランキング期間に相当する領域で起動されて各種タイミングパルスを発生し、前記走査用シフトレジスタが起動した後に前記各種タイミングパルスの発生動作を停止することを特徴とする1チップ固体撮像装置。

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