特許

J-GLOBAL ID：200903093831278564

キャッシュ装置

発明者： 久島 伊知郎 ,  海永 正博
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 笹岡 茂 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-163148
公開番号（公開出願番号）：特開平6-348595
出願日： 1993年06月07日
公開日（公表日）： 1994年12月22日
要約：

【要約】【目的】 特定のデータを優先的にキャッシュに残しておくことを可能とするキャッシュ装置を提供する。【構成】 キャッシュの各エントリにデータの追い出しを優先的に阻止するreuseビットを設け、図1の場合、2セットのエントリのうち一方だけのreuseビット(404)が真になっている場合は、他方のエントリを追い出しエントリとして選択する。両セットのreuseビットとも真、または両セットとも偽になっている場合は、recentビット402が偽になっているエントリを選択する。ロード命令の命令語にはREUSE指定があるかどうかを示すビットを設け、このビットが真であれば、当該ロード命令でアクセスしたデータを含むキャッシュエントリのreuseビット(404)は真となる。

請求項（抜粋）：

中央処理装置に接続され、それぞれがデータ領域および制御情報領域を有する複数のエントリを備えるキャッシュ装置において、エントリ中のデータのキャッシュからの追い出しを優先的に阻止するreuse情報を前記制御情報の1つとして設け、キャッシュ置換時に前記制御情報に基づきキャッシュから追い出すエントリを選択しかつ前記reuse情報の設定されていないエントリを優先して選択する選択手段を具備したことを特徴とするキャッシュ装置。