特許
J-GLOBAL ID:200903093832794434

廃棄物処理装置および処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-338351
公開番号(公開出願番号):特開平10-185151
出願日: 1996年12月18日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 ごみ以外の燃料を使用することなく、小規模設備でも発電効率の向上させることができる廃棄物処理装置および処理方法を提供する。【解決手段】 熱分解装置2によって廃棄物を熱分解し、熱分解による不揮発性熱分解残留物は低温で第2の燃焼装置10で燃焼させて廃熱蒸気発生装置14で蒸気を発生させ、熱分解による熱分解ガスなどの熱分解生成物は、塩素を精製装置5で除去した後、第1の燃焼装置9で燃焼され、前記発生させた蒸気を廃熱蒸気過熱装置で過熱して汽力発電装置18で発電に供する。前記第1の燃焼装置9の前段には貯留槽7を設け、熱分解生成物を貯留に必要に応じて燃焼させる。その際、塩素分は熱分解装置2で熱分解されたときにアルカリ塩を形成し、不揮発性熱分解残留物中に残留し、前記精製装置5で除去する残留塩素は大幅に低減される。
請求項(抜粋):
廃棄物を熱分解する熱分解手段と、この熱分解手段による熱分解生成物以外の燃焼物を燃焼させる第1の燃焼手段および熱分解された熱分解生成物を燃焼させる第2の燃焼手段を含む少なくとも2つの燃焼手段と、前記第2の燃焼手段の上流側に設けられ、当該第2の燃焼手段に導かれる熱分解生成物中の不純物を除去する精製手段と、前記第1および第2の燃焼手段の一方の燃焼熱を熱源として蒸気を発生させる廃熱蒸気発生手段と、前記第1および第2の燃焼手段の他方の燃焼熱を熱源として前記廃熱蒸気発生手段によって発生した蒸気を過熱させる廃熱蒸気過熱手段と、この廃熱蒸気過熱手段から導かれる過熱蒸気によって発電を行う汽力発電装置と、前記各燃焼手段の燃焼排ガスを処理する排ガス処理手段と、を備えていることを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (6件):
F23G 5/46 ZAB ,  F23G 5/02 ZAB ,  F23G 5/02 ,  F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/16 ZAB ,  F23J 15/00
FI (6件):
F23G 5/46 ZAB Z ,  F23G 5/02 ZAB A ,  F23G 5/02 ZAB D ,  F23G 5/027 ZAB Z ,  F23G 5/16 ZAB Z ,  F23J 15/00 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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