特許
J-GLOBAL ID:200903093836101565

無汞化空気電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-321293
公開番号(公開出願番号):特開平10-162869
出願日: 1996年12月02日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】無水銀化に伴う負極活物質の流れ性、放電利用率の向上及び耐漏液特性の劣化を抑制して優れた電池特性を持つ無汞化空気電池を提供すること。【解決手段】底壁面に空気孔を有し,一端が開口型の正極ケースと、正極ケースの内壁面上に拡散紙,撥水膜,触媒層及びセパレータを積層してなる正極組立体と、セパレータに対接配置された電解液及び無汞化亜鉛粉末を含有したゲル状の負極活物質層と、負極ケース及び正極ケースの被封止部間に介挿配置された絶縁ガスケットとを有する無汞化空気電池であって、負極活物質の無汞化亜鉛粉末の嵩密度が2.6〜3.1g/mlで電解液比率を20〜100%にしたもの、もしくは嵩密度が3.1〜3.5g/mlで電解液比率を60〜100%にしたもの、もしくは嵩密度が3.5〜3.8g/mlで電解液比率を80〜100%にしたものであるので、負極活物質を充填する際の流れ性、放電利用率、耐漏液特性の劣化を抑制し、優れた電池特性を持つ無汞化空気電池を提供できる。
請求項(抜粋):
底壁面に空気孔を有し,一端が開口型の正極ケースと、前記正極ケースの内壁面上に拡散紙,撥水膜,触媒層及びセパレータを積層してなる正極組立体と、前記セパレータに対接配置された電解液及び無汞化亜鉛粉末を含有したゲル状の負極活物質層と、前記負極ケース及び前記正極ケースの被封止部間に介挿配置された絶縁ガスケットとを有する無汞化空気電池であって、前記負極活物質の無汞化亜鉛粉末の嵩密度が2.6〜3.1g/mlで電解液比率(亜鉛粉末100に対する電解液の質量%比)を20〜100%にしたもの、もしくは嵩密度が3.1〜3.5g/mlで電解液比率を60〜100%にしたもの、もしくは嵩密度が3.5〜3.8g/mlで電解液比率を80〜100%にしたものであることを特徴とする無汞化空気電池。
IPC (3件):
H01M 12/06 ,  H01M 4/06 ,  H01M 4/42
FI (3件):
H01M 12/06 D ,  H01M 4/06 T ,  H01M 4/42
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-236973
  • 空気電池用密封材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-085285   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭58-087781
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審査官引用 (4件)
  • 特開平2-236973
  • 空気電池用密封材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-085285   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭58-087781
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