特許
J-GLOBAL ID:200903093838484305
発熱抵抗体式空気流量計
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-349865
公開番号(公開出願番号):特開平5-164583
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 空気流量の検出に温度補償を与えるための空気温度検出抵抗体を用いて空気温度検出信号を独立に出力する発熱抵抗体式空気流量計を提供すること。【構成】 発熱抵抗体1を定温度制御して空気流量信号を得るための定温度制御回路10に空気温度検出回路20を付加し、空気温度検出抵抗体2を定電流駆動して、その電圧が空気温度を表わす検出信号VTとなるようにする。そして、この空気温度を表わす検出信号VTを、乗算回路30により空気流量信号VQに掛け合わせることにより、空気流量信号VQの空気温度特性を補正する。【効果】 発熱抵抗体式空気流量計から、空気温度特性が補償された空気流量信号と、空気温度検出信号とを得ることができるので、別途、空気温度検出用のセンサを用いることなく、エンジン制御などに必要な空気温度検出信号を出力することができる。
請求項(抜粋):
空気通路中に設置された温度依存性抵抗素子からなる発熱抵抗体と、この発熱抵抗体の抵抗値を一定に制御して空気流量検出信号を出力する定温度制御回路と、空気通路中に設置された温度依存性抵抗素子からなる空気温度検出抵抗体とを備えた発熱抵抗体式空気流量計に於いて、上記空気温度検出抵抗体に定電流を供給してこの空気温度検出抵抗体に現われる電圧降下を空気温度検出信号として出力する空気温度検出回路と、上記空気温度検出信号を上記空気流量検出信号に乗算する乗算回路とを設け、この乗算回路の出力により上記空気流量検出信号に対する温度補償が与えられるように構成したことを特徴とする発熱抵抗体式空気流量計。
引用特許:
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