特許
J-GLOBAL ID:200903093842091555

ディーゼルエンジンの燃料噴射制御方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253786
公開番号(公開出願番号):特開平8-121229
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 ディーゼルエンジンの運転状況に応じて、燃費の低下を防止しつつ黒鉛低下や低NOX化、低騒音化を図れるディーゼルエンジンの燃料制御装置を提供することにある。【構成】 燃料衝突用の突起5を有する燃焼室4、ノズルニードル16を有する燃料噴射弁10、同燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給手段A、燃料の噴射時期を調整する第1三方電磁弁34、燃料噴射弁10から噴射される燃料の噴射圧力を設定するスピル弁64、運転状態検出手段68,70,72の検出結果に基づき第1三方電磁弁34とスピル弁64とに制御信号を出力する制御手段66を備え、制御手段は第一の運転状態E1において噴射時期を進角させると共に噴射圧力を高めに設定し、第二の運転状態E2において噴射時期を遅角させると共に噴射圧力を低めに設定するよう制御する。
請求項(抜粋):
エンジンのピストン頂面に凹設されると共にその中央部に隆起された燃料衝突用の突起を有する燃焼室、前記エンジンのシリンダヘッドに設けられ前記燃焼室の前記突起に対向する噴口及び同噴口を開閉するノズルニードルを有する燃料噴射弁、同燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給手段、同燃料供給手段に設けられ、前記燃料噴射弁から噴射される燃料の噴射時期を調整する噴射時期設定手段、前記燃料供給手段に設けられ、前記燃料噴射弁から噴射される燃料の噴射圧力を設定する噴射圧力設定手段、エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段の検出結果に基づき前記噴射時期設定手段と前記噴射圧力設定手段に制御信号を出力する制御手段を備え、前記制御手段は、運転状態の変化に対応して燃焼室内の燃料と空気との安定した混合促進を図るべく、第一の運転状態において噴射時期を進角させると共に噴射圧力を高めに設定し、第二の運転状態において噴射時期を遅角させると共に噴射圧力を低めに設定するよう制御することを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射制御方法。
IPC (4件):
F02D 41/38 ,  F02B 23/06 ,  F02D 41/40 ,  F02M 47/00

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