特許
J-GLOBAL ID:200903093845704892

高強度Cr-Mo鋼のガスシールドアーク溶接金属及びガスシールドアーク溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-286689
公開番号(公開出願番号):特開平10-128576
出願日: 1996年10月29日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 SR処理後の室温及び高温での強度、靱性、耐SR割れ性などを良好にする。【解決手段】 Arガスと、CO2ガス又はO2ガスのいずれか一方のガスとの混合ガスをシールドガスとして使用するガスシールドアーク溶接によって形成される溶接金属を、重量%で、C:0.04〜0.15%、Si:0.10〜0.50%、Mn:0.30〜1.40%、Cr:2.00〜3.25%、Mo:0.90〜1.20%、V:0.20〜0.70%とし、残部をFe及び不可避的不純物とする。この不可避的不純物は、Pが0.010%以下、Cuが0.35%以下、Niが0.50%以下、Alが0.050%以下、Tiが0.020%以下、Nが0.0150%以下とする。そして、625°Cの温度で10時間の熱処理を施した溶接金属原質部のみから電解抽出により採取した残渣の組成を、Feが35重量%以下、Vが10重量%以上とする。
請求項(抜粋):
Arガスと、CO2ガス及びO2ガスのいずれか一方のガスとの混合ガスをシールドガスとして使用するガスシールドアーク溶接によって形成される溶接金属において、C:0.04乃至0.15重量%、Si:0.10乃至0.50重量%、Mn:0.30乃至1.40重量%、Cr:2.00乃至3.25重量%、Mo:0.90乃至1.20重量%及びV:0.20乃至0.70重量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、不可避的不純物のうち、Pが0.010重量%以下、Cuが0.35重量%以下、Niが0.50重量%以下、Alが0.050重量%以下、Tiが0.020重量%以下、Nが0.0150重量%以下に規制された組成を有し、625°Cの温度で10時間の熱処理を施した溶接金属原質部のみから電解抽出により採取した残渣の組成は、Fe:35重量%以下及びV:10重量%以上であることを特徴とする高強度Cr-Mo鋼のガスシールドアーク溶接金属。
IPC (7件):
B23K 35/30 320 ,  B23K 9/16 ,  B23K 9/173 ,  B23K 9/23 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/26
FI (7件):
B23K 35/30 320 E ,  B23K 9/16 J ,  B23K 9/173 A ,  B23K 9/23 C ,  C22C 38/00 301 Y ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/26

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