特許
J-GLOBAL ID:200903093850024328

歪曲収差補正方法および画像処理装置並びに歪曲収差補正処理プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-132445
公開番号(公開出願番号):特開平11-331628
出願日: 1998年05月14日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 得られたデータを最大限有効利用しながら簡単な処理で高品質に歪曲収差補正を行う。【解決手段】 たとえば、樽型の歪曲収差を補正する場合、画像領域11の中心11aと中心を同じくする円(不動円)12を画像領域11に内接するように設定する。一方、撮像素子で得られた画像データの個々の画素が実際にはどの画素のデータを用いればよいかを指示する歪曲収差補正用テーブルを予め作成しておく。そして、前記不動円12の外側に存在する画素に対しての歪曲収差補正は、前記歪曲収差補正テーブルで指示された補正対象画素よりも中心側に存在する画素の画素データで前記補正対象画素の画素データを書き換える。また、不動円12の内側に存在する画素に対しては、歪曲収差補正テーブルで指示された補正対象画素よりも外側に位置に存在する画素の画素データで補正対象画素の画素データを書き換えるようにしている。
請求項(抜粋):
光学系を通過した光を電気信号として出力する撮像素子を用いた画像入力装置の歪曲収差補正方法であって、前記撮像素子により得られた矩形画像が本来投影されるべき画像領域の中心に向かって縮むような歪曲収差(樽型の歪曲収差という)を補正する歪曲収差補正方法において、前記撮像素子に対応する画像領域の中心と中心を同じくする円を前記画像領域に内接するように設定し、前記撮像素子で得られた画像データの個々の画素が実際にはどの画素のデータを用いればよいかを指示する歪曲収差補正用テーブルを、前記光学系の有する樽型の歪曲収差特性に基づいて予め作成し、その内容は、前記画像領域に内接する円(内接円という)の外側では、前記補正対象画素よりも前記画像領域のより中心側に存在する画素を参照画素としてその画素位置を指示し、前記内接円の内側では、前記補正対象画素よりも前記画像領域の中心からより遠い位置に存在する画素を参照画素としてその画素位置を指示する内容であって、前記撮像素子から得られた画像データにおける前記内接円の外側に存在する画素に対しての歪曲収差補正は、前記歪曲収差補正テーブルで指示された、前記補正対象画素よりも前記画像領域のより中心側に存在する画素の画素データで前記補正対象画素の画素データを書き換え、前記撮像素子から得られた画像データにおける前記内接円の内側に存在する画素に対しての歪曲収差補正は、前記歪曲収差補正テーブルで指示された、前記補正対象画素よりも前記画像領域の中心からより遠い位置に存在する画素の画素データで前記補正対象画素の画素データを書き換えることを特徴とする歪曲収差補正方法。
IPC (2件):
H04N 3/15 ,  H04N 5/335
FI (2件):
H04N 3/15 ,  H04N 5/335 F

前のページに戻る