特許
J-GLOBAL ID:200903093852124737

ハイブリッド形ステップモータのロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-305659
公開番号(公開出願番号):特開平9-149618
出願日: 1995年11月24日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 部品点数を増加させることなく、コアシートの周方向のずれを防止できるハイブリッド形ステップモータのロータを得る。【解決手段】 ロータ10では、ロータコア12、14の嵌入部20、22にマグネット30が嵌入されている。このマグネット30には半径方向外方へ向けて延出された鍔部32が形成されている。この鍔部32はロータコア12、14間に介在しており、仮にモータ作動時の振動等によってロータコア12、14を構成するコアシート24が剥離した場合であっても、コアシート24の軸線方向の移動が鍔部32によって阻止される。このため、剥離したコアシート24のカシメ部28の周方向の外れが防止され、剥離したコアシート24の回転(ズレ)を防止でき、常にモータの正常な作動を維持できる。
請求項(抜粋):
リング状のコアシートがかしめにより複数枚積層されて一体とされると共に軸線方向一端側に凹状の嵌入部が設けられ、軸芯部分を貫通したモータシャフトによって前記嵌入部が互いに対向した状態で一体的に固定された一対のロータコアと、円柱状に形成されると共に軸線方向中間部にフランジ状に突出した突出部が形成され、軸線方向両端側が前記一対のロータコアの各嵌入部に嵌入され且つ前記突出部が前記一対のロータコアの間に介在した状態で前記モータシャフトに一体的に固定されたマグネットと、を備えるハイブリッド形ステップモータのロータ。

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