特許
J-GLOBAL ID:200903093852904813

D/Aコンバータ出力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-157559
公開番号(公開出願番号):特開平8-023279
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】アナログ処理におけるオフセット及びドリフトを補正する。【構成】調整データ発生回路7からの調整データはセレクタ6を介してD/Aコンバータ10に与えられ、DCオフセットアンプ11によってDCレベルシフト及び増幅が行われて、システム出力として出力される。このシステム出力はA/Dコンバータ17によってディジタルに戻された後、差分検出回路5において調整データと差分が求められる。差分検出回路5はこの差分値に基づくオフセット値を発生する。主機能回路2からのデータはオフセット加算回路3においてオフセット値が加算されて、セレクタ6を介して出力される。こうして、主機能回路2からのデータにはアナログ処理のDC誤差を相殺するオフセット値が加算されて出力される。これにより、安価なD/Aコンバータを用いた場合でも、直流分及び交流分を含むデータを用いたディジタル処理が比較的高い精度で可能となる。
請求項(抜粋):
所定のシステムに必要な所定のシステム出力を得るためのデータを出力するデータ出力手段と、前記システム出力の調整用の調整データを出力する調整データ発生手段と、前記データ出力手段からのデータを所定のオフセット値を用いて補正する演算手段と、前記調整データと前記演算手段の出力とを所定のタイミングで切換えて出力する選択手段と、前記選択手段の出力をアナログ信号に変換するディジタル/アナログコンバータと、このディジタル/アナログコンバータの出力を直流レベルシフトすると共に増幅することにより所定の信号範囲の前記システム出力を得る直流及び交流増幅手段と、前記調整データに対する前記直流及び交流増幅手段からのシステム出力をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタルコンバータと、このアナログ/ディジタルコンバータの出力と前記調整データとの差分からアナログ処理における直流誤差を検出してこの直流誤差を相殺するための前記所定のオフセット値を発生して前記演算手段に与える差分検出・補正手段とを具備したことを特徴とするD/Aコンバータ出力装置。
IPC (2件):
H03M 1/66 ,  H03M 1/10

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