特許
J-GLOBAL ID:200903093854303701

内燃機関の燃焼制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-006020
公開番号(公開出願番号):特開平9-195839
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】成層燃焼と均質燃焼とを切換制御可能な内燃機関において、燃焼状態の切換時における失火の防止を図る。【解決手段】電子制御装置(ECU30)は燃焼状態識別領域が切換えられたとき、吸気系のアクチュエータ(ステップモータ19,22及びEGRバルブ53)についてもこの切換に伴った制御を実行する。例えば、成層燃焼から均質燃焼に切り換わった場合には、その均質燃焼にみあった制御が、ステップ弁23の開度、スワールコントロールバルブ17の開度及びEGRバルブ53の開度について即座に実行される。これに対し、ECU30は、燃料噴射制御及び点火(時期)制御についての制御内容の切換を、上記吸気系の制御内容の切換よりも幾分遅れて実行する。従って、吸気状態が、それぞれの燃焼の切換に即座に追従することができないといった事態が回避されうる。
請求項(抜粋):
成層燃焼及び均質燃焼を行うべく、内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、現在成層燃焼が要求されているのか均質燃焼が要求されているのかを判断する要求燃焼状態判断手段と、前記要求燃焼状態判断手段の判断結果に基づき、前記燃料噴射手段を制御して、前記内燃機関の燃焼状態を成層燃焼或いは均質燃焼に切換制御する燃焼制御手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記内燃機関に導入される吸気を制御する吸気制御手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記燃料噴射手段からの燃料噴射を制御する燃料噴射制御手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記内燃機関の点火を制御する点火制御手段とを備えた内燃機関の燃焼制御装置であって、前記燃焼制御手段により前記燃焼状態が切換えられたとき、前記吸気制御手段による制御内容の切換に比べて、前記燃料噴射制御手段による制御内容及び前記点火制御手段による制御内容の切換を遅らせて実行する切換遅延手段を設けたことを特徴とする内燃機関の燃焼制御装置。
IPC (3件):
F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 41/14 310
FI (3件):
F02D 43/00 301 B ,  F02D 43/00 301 E ,  F02D 41/14 310 A

前のページに戻る