特許
J-GLOBAL ID:200903093855139930

特殊走行車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合志 元延
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-059962
公開番号(公開出願番号):特開平10-236345
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 第1に、通常走行状態とされ無限軌道にて走行可能であると共に、第2に、回転走行状態や通常走行状態兼回転走行状態とされ、走行性,走破性に優れ、第3に、これらが簡単容易に実現でき、第4に、走行状態の設定変更が確実で、障害物に乗り上げた際の走行性,走破性に優れた、特殊走行車を提案する。【解決手段】 この特殊走行車1は、走行ユニット3が通常走行状態Xとされると、駆動軸4にて各駆動伝達部7や車輪6を介し無限軌道8が走行され、回転走行状態とされると、無限軌道8,各駆動伝達部7,車輪6の動作が停止され、走行ユニット3がフレームと共に一体化されて駆動軸4を中心とした回転体となり、更に通常走行状態X兼回転走行状態Yも可能である。又、駆動軸4とフレーム間や駆動伝達部7間にクラッチが介装され、更にフレーム先端部分にスプリング付の長穴を穿設して、車輪6の軸を組み付けたテンション機構を付設してなる。
請求項(抜粋):
車体の少なくとも前後左右下に走行ユニットを備えた特殊走行車であって、各該走行ユニットはそれぞれ、該車体下に左右方向を軸として回動自在に保持されると共に、駆動源に接続され駆動されて回動する駆動軸と、中央部に該駆動軸が回動可能に取付けられると共に、放射状に複数の突状部が形成された縦のフレームと、該フレームの各突状部の先端部分にそれぞれ左右方向の軸で回動自在に取付けられた車輪と、該駆動軸と各該車輪間にそれぞれ配された駆動伝達部と、各該車輪間に掛け渡された無端状の無限軌道と、を有してなり、該無限軌道が、該駆動軸にて各該駆動伝達部および車輪を介して走行される通常走行状態と、該フレーム,無限軌道,各駆動伝達部,車輪等が一体化され、全体的に該駆動軸を中心とした正逆の回転体となって走行される回転走行状態とに、走行状態が設定変更可能となっていること、を特徴とする特殊走行車。
IPC (3件):
B62D 55/065 ,  B62D 55/075 ,  B62D 55/30
FI (3件):
B62D 55/065 ,  B62D 55/075 Z ,  B62D 55/30 B

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