特許
J-GLOBAL ID:200903093858992684
水溶液からパラジウムを分離・精製するための方法及び組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202295
公開番号(公開出願番号):特開平6-172882
出願日: 1985年06月21日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 パラジウムを他の金属とともに含む水溶液からパラジウムを分離・精製すること。【構成】 Pd含有水溶液をpH調製し、同溶液を【化1】を有するオルトアルコキシ置換フェニルオキシム化合物と接触させ、Pdを分離する。上記式中R1 はアルキル(C1 -9 )、シクロアルキル(C3 -6 )、アルアルキル(C7 -10)であり、R2 、R3 はアルキル、アリール、アルカリールなどが使用できる。nは1〜4の整数である。【効果】 Pdの選択性が向上し、効果的に分離できる。
請求項(抜粋):
水溶液中に少なくとも1種の他の金属と共に存在するパラジウムを分離および精製する方法であって、(a)必要により上記溶液のpHを5以下に調整し;(b)上記の酸性溶液を次式【化1】(式中nは1〜4の整数であり;R1 はC1 〜9 のアルキル基、C3 〜6 のシクロアルキル基またはC7 〜10のアルアルキル基であり;そしてR2 はニトロ基、ハロゲン原子、または置換されたもしくは置換されていないアルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シクロアルキル基、アリール基、アルアルキル基もしくはアルカリール基であり、その際許容できる置換基はアルキル基、アリール基、ハロゲン、ニトロ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、又はシクロアルキル基であり;そしてR3 は置換されていないかまたは上記の許容できる置換基1種もしくは2種以上で置換されたアルキル基、アリール基、アルカリール基、またはアルアルキル基であり、ただしR3 は12ないし25個の炭素原子を含み、R2 とR3 は合わせて15ないし30個の炭素原子を含む)のオキシム化合物1種もしくは2種以上、もしくは適宜な有機溶剤に上記化合物の1種もしくは2種以上を溶解してなる組成物と接触させ;そして(c)上記酸性水溶液との接触状態から、該溶液中に本来存在していたパラジウムのすべてもしくはその一部および上記オキシム化合物を含む有機相を分離する工程を含む方法。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特公昭46-033027
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特公昭41-005445
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特開昭51-084702
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