特許
J-GLOBAL ID:200903093865056005
プリプレグの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保田 耕平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-343162
公開番号(公開出願番号):特開平6-166029
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 強化繊維が配設されたマトリクス樹脂層の表面のベタ付きをなくして、その上に被せたカバーフィルムの接着を防止し、カバーフィルムを容易に剥して複合材料の製造に供することができるプリプレグを得ることである。【構成】 第1、第2の離型紙1、5上に低粘度のマトリクス樹脂2′を塗工し、その樹脂層の間に強化繊維4を配列し、圧熱部で加熱しながら加圧して繊維4中に樹脂2′を含浸すると同時に半硬化し、次いで一方の離型紙5を剥ぎ取り、繊維4が配設された樹脂層2上に常温反応型の硬化剤6を塗布して、樹脂層2の表層に高粘度層2aを形成し、その後カバーフィルム3を被せてプリプレグとする。【効果】 プリプレグは、繊維4が配設された樹脂層2の表層を高粘度層2aとしたので、カバーフィルム3が樹脂層2に接着せず、目的を達成することができる。
請求項(抜粋):
離型紙上に低粘度のマトリクス樹脂を塗工し、前記マトリクス樹脂が塗工された離型紙と、マトリクス樹脂が塗工されていない離型紙との間に強化繊維を供給して、前記強化繊維を前記マトリクス樹脂層上に配列しながら加熱及び加圧することにより、前記強化繊維に前記マトリクス樹脂を含浸し、次いで前記離型紙のうちの一方の離型紙を剥離後、前記マトリクス樹脂層上に常温反応型の硬化剤を塗布してその表層を弱く硬化し、然る後に前記マトリクス樹脂層上にカバーフィルムを被せたことを特徴とするプリプレグの製造方法。
IPC (5件):
B29B 11/16
, B05D 7/24 301
, B29B 15/10
, C08J 5/24
, B29K105:06
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