特許
J-GLOBAL ID:200903093865301220

図柄付き積層シートの製造方法および治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-364993
公開番号(公開出願番号):特開2001-180148
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 積層されたシートを真直状態に保持したまま裁断することで、裁断面の仕上がりと加工性を良好とし得る。【解決手段】 多数のシート36の積層体を平坦面に載置し、積層体の糊付けされる背部30bを傾斜配置した板部材12に密着的に当接させることで、これら多数のシート36を斜めにずらせて全体的に傾斜させる。そして図柄32が印刷されている部位にかかるように、前記多数のシート36の積層体を平坦面に対して直交方向に裁断することで、該裁断面をもって新たな前小口30aとする。更に、板部材12に当接して傾斜している多数のシート36をその背部30bが前記平坦面26に対して直交するようずらす。これにより前小口30aを傾斜させてその裁断面に前記素柄32の一部を表出させる。また平坦面26に対して垂直な背部30bを、各シート36が剥離自在に糊付けする。
請求項(抜粋):
図形や文字等からなる特定の図柄(32)を同一個所に印刷した多数のシート(36)の積層体であって、夫々のシート(36)は上から順に剥離し得るよう背部(30b)が糊付けされると共に、上から下へ斜め前方に延出させた前小口(30a)に表われる前記図柄の一部(32b)と、最上層のシート(36)に印刷された前記図柄の一部(32a)とから完全な特定の図柄(32)が形成されており、前記積層されたシート(36)を上から順に剥離していった場合に、前記最上層のシート(36)における一部の図柄(32a)と前記前小口(30a)における一部の図柄(32b)とで形成される特定の図柄(32)が最後まで変わらない積層シート(30)を製造するための方法であって、前記多数のシート(36)の積層体を平坦面(26)に載置すると共に、該積層体の糊付けされるべき背部(30b)を傾斜配置した板部材(12)に密着的に当接させることで、これら多数のシート(36)を斜めにずらせて全体的に傾斜した姿勢を付与し、前記図柄(32)が印刷されている部位にかかるように、前記多数のシート(36)の積層体を前記平坦面(26)に対して直交方向に裁断することで、その裁断面をもって新たな前小口(30a)とし、前記板部材(12)に当接して傾斜姿勢となっている多数のシート(36)を、その背部(30b)が前記平坦面(26)に対して直交するよう逆方向にずらすことで、前記前小口(30a)を傾斜させてその裁断面に前記図柄(32)の一部を表出させ、次に前記多数のシート(36)における前記平坦面(26)に対し垂直な背部(30b)を、各シート(36)が剥離自在に糊付けするようにしたことを特徴とする特定図柄を印刷した積層シートの製造方法。
IPC (3件):
B42C 19/00 ,  B42C 9/00 ,  B42D 15/00 301
FI (3件):
B42C 19/00 ,  B42C 9/00 ,  B42D 15/00 301 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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