特許
J-GLOBAL ID:200903093873769231

アリールアルカノールアミンの調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-116081
公開番号(公開出願番号):特開平5-213837
出願日: 1992年05月08日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 アリールアルカノールアミンのアシルアミド又はアミンアシレート塩を調製する。【構成】 アリールアルカノールアミンのアシルアミド又はアミンアシレート塩は、アリールイソニトロソアルカノンを遷移金属触媒の存在で、水素、並びにカルボン酸、カルボン酸無水物、カルボン酸のエステル又はその混合物から選ばれるアシル供与体と反応させることによって調製される。随意的には、アリールアルカノールアミンのアシルアミド又はアミンアシレート塩をC1〜C3のアルキルアルコール中の塩化水素と反応させることによって、生成物を相当するアリールアルカノールアミン塩酸塩に転換することもできる。
請求項(抜粋):
(a)式:(但し、上の式に於いてR1=ヒドロキシル基、アルキル基、又はアルキルオキシ基;R2=水素原子、又はC1〜C8のアルキル基、又はシクロアルキル基;Ar=置換されていないフェニル基、又はオルト位、パラ位のいずれかの位置で、又はオルト位とパラ位の両位置で置換されたフェニル基、又は置換されていないナフチル基、又は1、3、6、7位のうちの一つ又は一つ以上の位置で置換されたナフチル基、但し、この場合に置換基は、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、フェニル基、及びベンジル基から構成される群から選ばれ、該アルキル成分は枝分かれした又は枝分かれしていないC1〜C8のアルキル基であり、この場合、該アルキル基、フェニル基、ベンジル基のいずれかは随意的に、ヒドロキシル基、スルホン酸基、スルフィン酸基から選ばれる一つ又は一つ以上の置換基で置換されても良く、そして該フェニルとベンジルの両置換基は随意的に、C1〜C8のアルキル基又はC1〜C8のアルコキシ基のいずれか、又は両方で置換されても良い)の化合物を準備し;(b)融点が100°C以下のカルボン酸、カルボン酸無水物、カルボン酸エステル又はその混合物から選ばれるアシル供与体と、不活性な支持体上に担持された遷移金属触媒を含む水素化触媒を含む反応媒体中で該化合物を水素と反応させて、若しも該選ばれたアシル供与体がカルボン酸ならばアリールアルカノールアミンのカルボン酸塩を形成し、又は、若しも該選ばれたアシル供与体が該エステル又は無水物ならばアリールアルカノールアミンのアシルアミドを形成する;以上の(a)と(b)の二つの段階を含むアリールアルカノールアミンのアシルアミド又はアシル化アミン塩の調製方法。
IPC (8件):
C07C215/28 ,  B01J 23/42 ,  B01J 23/44 ,  B01J 23/46 311 ,  B01J 23/74 321 ,  C07C213/00 ,  C07C235/08 ,  C07B 61/00 300

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