特許
J-GLOBAL ID:200903093874314939

減衰力可変ダンパの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-080161
公開番号(公開出願番号):特開平10-272912
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 路面の種類などの違いに対応し得る減衰特性の切り換えを行う。【解決手段】 低・中・高の各減衰特性に切り換え可能なダンパ装置のばね上速度の値及び方向を計測し、ばね上速度USが第1のしきい値th1よりも低い場合または減衰力が励振力として働く場合には小減衰特性に切り換え、ばね上速度USが第1のしきい値th1よりも高い第2のしきい値th2と第1のしきい値th1との間であってかつ減衰力が制振力として働く場合には中減衰特性に切り換え、ばね上速度USが第2のしきい値th2よりも高くかつ減衰力が制振力として働く場合には高減衰特性に切り換える。【効果】 ばね上速度が第1のしきい値を越えた早い時点で中減衰特性へ切り換えた後に高減衰特性に切り換えるため、低減衰特性と高減衰特性との間の切り換え応答性を高めることができ、路面の種類などの違いに好適に対応し得る。
請求項(抜粋):
低・中・高の各減衰特性に切り換え可能なダンパ装置のばね上速度の値及び方向とばね上・ばね下間の相対速度とを計測し、かつそれらの計測値から減衰力が励振力として働くか制振力として働くかを判別し、前記ばね上速度が第1のしきい値よりも低い場合または減衰力が励振力として働く場合には前記小減衰特性に切り換え、前記ばね上速度が前記第1のしきい値よりも高い第2のしきい値と前記第1のしきい値との間であってかつ減衰力が制振力として働く場合には前記中減衰特性に切り換え、前記ばね上速度が前記第2のしきい値よりも高くかつ減衰力が制振力として働く場合には前記高減衰特性に切り換えることを特徴とする減衰力可変ダンパの制御方法。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  F16F 9/50
FI (2件):
B60G 17/015 A ,  F16F 9/50
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開平4-334614
  • 特開平4-334614
  • 車両用サスペンション制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-135130   出願人:スズキ株式会社
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