特許
J-GLOBAL ID:200903093881085848

コンクリート構造物用型枠の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-343298
公開番号(公開出願番号):特開平9-184286
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 鉄筋に依存しないラス型枠を得る。【解決手段】 次の工程からなるコンクリート構造物用型枠装置の構築方法。(1) リブ付きラス板にL字型足元ランナーを緩く連結する。(2) L字型足元ランナーを捨てコンクリートに固定する。(3) リブ付きラス板に支柱を、長手方向のみ移動可能に結束線で仮止する。(4) セパレータと支柱とで架構を形成する。(5) 仮組された支柱にレベルをマークする。(6) セパレータを支柱から取り外す。(7) セパレータのフランジとフォームタイ(登録商標)とでセパレータを支柱に固定する。(8) 対向する両側の支柱とセパレータとで架構を形成する。(9) 対向する補強用支柱間にワイヤセパレータを掛けわたして締め付ける。(10)フォームタイを用いて横端太材を締め付けて全体を補剛する。【効果】 型枠の精度が高い。
請求項(抜粋):
次の工程からなることを特徴とするコンクリート構造物用型枠装置の構築方法。(1)一対のリブ付きラス板のそれぞれの長辺下端部に、L字型足元ランナーを上下方向に移動可能に緩く連結して、ラスパネルを構成する工程と、(2)前記リブ付きラス板を連結した各L字型足元ランナーを所定の間隔離して併設し、捨てコンクリートに固定する工程と、(3)固定された各L字型足元ランナーのそれぞれに連結されたリブ付きラス板の少なくとも長辺両端部に、長辺と直交する方向を長手方向とする支柱を、長手方向のみ移動可能に結束線で仮止する工程と、(4)2個のフランジ間の間隔が所定の間隔に調整されたセパレータの両端部に、支柱に設けられた仮組用孔を挿通させて対向する支柱を直立させ、セパレータの両端部に設けられたねじ部にフォームタイをねじ込んで、セパレータと支柱とで架構を形成する工程と、(5)仮組された支柱に本組立時に前記リブ付きラス板の上端が位置すべきレベルをマークする工程と、(6)マーク終了後にフォームタイを緩めて、セパレータを支柱から取り外す工程と、(7)セパレータを取り外した対向する支柱のうちの一方の支柱のマークと、この支柱と同じ側にあるリブ付きラス板の上端とを合わせ、支柱に設けた固定用長孔にセパレータの一端を通して、セパレータのフランジとフォームタイとでセパレータを支柱に固定する工程と、(8)セパレータを取り外した対向する支柱のうちの他方の支柱のマークと、この支柱と同じ側にあるリブ付きラス板の上端とを合わせ、前記一方の支柱に固定したセパレータの他端を、この支柱に設けた固定用長孔に通し、セパレータのフランジとフォームタイとでセパレータを支柱に固定して、対向する両側の支柱とセパレータとで架構を形成する工程と、(9)同一リブ付きラス板側に配置した前記支柱間に、所定の間隔で補強用の支柱を複数配置し、リブ付きラス板に結束線で仮止し、対向する補強用支柱間にワイヤセパレータを掛けわたして締め付ける工程と、(10)フォームタイを用いて横端太材を締め付けて全体を補剛する工程。

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