特許
J-GLOBAL ID:200903093881872904

光ディスクの傾き検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-137903
公開番号(公開出願番号):特開平5-307764
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 ビームスポットを小さくするために用いる開口数の大きな対物レンズによる光ピックアップ装置で、光ディスクの傾きによって発生する対物レンズ収差を抑えるための高精度の光ディスク傾き検出法を得る。【構成】 光ピックアップ装置の光学系光路の往路中に記録ピットを読み出すためのレーザ光源とは別に、光ディスクの傾きを検出するための波長の異なったレーザ光源と、そのレーザビームから高次の回折光を発生させるための回折格子を設け、対物レンズによって絞られたビームが、光ディスク上に0次及び±1次(より高次のものを使用してもよい)の3つの回折ビームスポットを形成するとともに、光学系光路の復路中にその3つの回折ビームのフォーカスエラー信号を検出する手段を設けることにより高精度の光ディスク傾き検出法を提供する。
請求項(抜粋):
同心円状あるいは螺旋状に情報の記録が行われている光ディスク上にレーザビームを収束照射させ、記録ピットによる回折の影響を受けた反射戻り光の強度変化を検出することにより情報の読み出しを行う光ピックアップ装置において、前記記録ピットを読み出すための第一のレーザ光源と、前記記録ピットを有する光ディスクの傾きを検出するための第一のレーザ光源と波長の異なる第二のレーザ光源と、該第二のレーザ光源の高次の回折光を発生させるための回折格子とを設け、該回折光を集光して0次及び±n次の3つの回折ビームスポットを前記光ディスク上に形成するとともに、前記反射戻り光の光路中に前記0次及び±n次の3つの回折ビームスポットのそれぞれのフォーカスエラー信号を検出する検出手段を設けたこと特徴とする光ディスクの傾き検出方法。

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