特許
J-GLOBAL ID:200903093894017485

拡散MR撮影方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-309441
公開番号(公開出願番号):特開平11-128202
出願日: 1997年10月27日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 マルチショット拡散イメージングの体動アーチファクトを低減する。【解決手段】 移動スピンからの信号を高度に抑制した拡散強調画像を形成する拡散MRイメージングにおいて、RFパルス照射毎に被検体の動きをモニターするためのナビゲーションエコーを発生させ(101)、ナビゲーションエコーの投影パターンから基準値を求め(103)、各ナビゲーションエコーの値と基準値との差が許容値以内か否かを判定する(104)。許容値を超えるナビゲーションエコーと同じ繰り返し単位内で取得されたエコー信号は、画像再構成に使用しないこととし、それと複素共役関係にあるエコーを複素変換したデータで置換する。位相補正によっては補正できるデータのみを用いて画像再構成するので、画質が向上、安定化する。
請求項(抜粋):
被検体の組織を構成する原子核スピンを励起するRFパルスの照射と、前記原子核スピンのうち移動するスピンの位相をディフェイズする拡散傾斜磁場の印加と、前記被検体から発生する複数のエコー信号を異なる位相エンコードを付与して計測するステップと含むパルスシーケンスを繰り返し、前記移動スピンからの信号を高度に抑制した拡散強調画像を形成する拡散MR撮影方法において、前記RFパルス照射毎に前記被検体の動きをモニターするためのナビゲーションエコーを発生させ、前記ナビゲーションエコーの所定のパラメータから基準値を求め、各ナビゲーションエコーのパラメータと前記基準値との比較結果が許容値以内か否かを判定し、前記許容値を超えるナビゲーションエコーと同じ繰り返し単位内で取得されたエコー信号を別のエコー信号で置換することを特徴とする拡散MR撮影方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01N 33/48
FI (3件):
A61B 5/05 312 ,  A61B 5/05 380 ,  G01N 24/08 510 Y

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