特許
J-GLOBAL ID:200903093900662525

ビスカスヒータの設置方法及びビスカスヒータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-317993
公開番号(公開出願番号):特開平10-157442
出願日: 1996年11月28日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 主たる発熱がロータの周面とその対向壁面間に存在する粘性流体の剪断により生じるビスカスヒータにおいて、粘性流体の充填率が小さくても充填率に応じた発熱量を確保できるビスカスヒータの設置方法を提供する。【解決手段】 中部ハウジング1及びシリンダブロック2を挟んで上部ハウジング3及び下部ハウジング4が配置され、シリンダブロック2の外周面と中部ハウジング1の内周面との間に、螺旋状のウォータジャケット8が形成されている。発熱室10を構成するシリンダブロック2内にはロータ11が回転可能に収容され、ロータ11は上部ハウジング3及び下部ハウジング4に対して駆動軸16及び従動軸17を介して回転可能に支持されている。駆動軸16には傘歯車20が一体回転可能に固定されている。ビスカスヒータは傘歯車20が外部駆動軸22に固定された傘歯車23と噛合し、ロータ11が鉛直方向に延びる状態でエンジンルームに設置される。
請求項(抜粋):
ハウジング内に発熱室及び放熱室を区画し、前記発熱室内に収納された粘性流体を同じく発熱室内に収納されたロータで剪断することで熱を発生させ、この熱を前記放熱室を流れる循環流体に熱交換するビスカスヒータのうち、主たる発熱がロータの周面とその対向壁面間に存在する粘性流体の剪断により生じるビスカスヒータの設置方法であって、前記ロータの軸心が鉛直方向に対して所定の角度以内の範囲において延びる状態で車両の所定位置に設置するビスカスヒータの設置方法。

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