特許
J-GLOBAL ID:200903093913709377

加速度変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-346544
公開番号(公開出願番号):特開平7-181200
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 比較的小型で、固有振動数およびひずみ出力感度が高く、また組立が容易であると共に、堅牢で、長期安定性を有する加速度変換器を提供する。【構成】 加速度変換器は、従動部3aと可撓部3dと重錘部3eからなる片持梁3と、1対の起歪板4,5と、4枚のひずみゲージSG1〜SG4とケーシング1とから構成されている。従動部3aに被測定対象からの振動・衝撃等により重錘部3eが慣性力により、従動部3aに対し相対的に変位する。すると、起歪板4および5には、引張ひずみおよび圧縮ひずみが生じる。これと同時に起歪板4および5に作用する慣性力で起歪板4および5は、重錘部3eの変位方向と同方向に膨出するように変形して曲げひずみを生じる。これら引張・圧縮ひずみに曲げひずみを加えたひずみを起歪板4および5に2枚重ねて添着されたひずみゲージSG1〜SG4で検出する。
請求項(抜粋):
被測定対象に附随して一体的に運動する従動部に可撓部を介して重錘が支持され、前記従動部が加速度を受けたとき前記重錘がその従動部に対し相対変位するときのひずみをひずみゲージにより電気信号に変換して当該加速度の検出を行う方式の加速度変換器において、矩形状断面を呈する梁の中間部に、相対する側周面の両側から一定深さのスリットをそれぞれ形成することで、基端側には剛性の大きな従動部を、先端側には剛性の大きな重錘部を、中間部には可撓性を有する可撓部を、それぞれ設けてなる片持梁と、この片持梁の中間部に形成された一対のスリットを跨ぐようにして前記従動部と前記重錘部の前記両側周面にそれぞれ接合された薄肉で可撓性を有し且つ前記スリットに対応する部位が幅狭に形成された1対の起歪板と、この1対の起歪板の幅狭なスリット側表層部にひずみを検出し得るようにしてそれぞれ2枚重ねて添着されたひずみゲージと、を有し、前記重錘部に作用する加速度で前記片持梁が変形することによって前記起歪板に作用する引張・圧縮ひずみと、前記起歪板に作用する加速度で前記起歪板自体が変形することによって生ずる曲げひずみとを加えて前記ひずみゲージで検出し得るように構成したことを特徴とする加速度変換器。
IPC (2件):
G01P 15/12 ,  G01P 15/02

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