特許
J-GLOBAL ID:200903093916455740
カム位相可変装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-011526
公開番号(公開出願番号):特開平11-210421
出願日: 1998年01月23日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 動作不良を未然に防止するとともに、カムの位相を円滑に変化させることができるカム位相可変装置を提供する。【解決手段】 付勢部材(21)によりベーン部材(12)を回動付勢するとともに、オイルポンプからの作動油を切換弁により第一の油圧室(17a)と第二の油圧室(17b)に選択的に供給して、ベーン部材(12)と共にカムシャフトを任意の方向に回動させる。よって、オイルポンプから作動油が送られていないときには、付勢部材(21)によりベーン部材(12)が確実に位置保持され、かつ、作動油が送られるとベーン部(12a)の両側の油圧室(17a,17b)が共に位置保持の作用を奏するため、ベーン部(12a)の位置ずれが減少して位置補正のための切換弁の制御が容易となる。
請求項(抜粋):
駆動源により回転駆動される収容部材と、ベーン部を備えるとともに、前記収容部材内の同一軸心上に配設されてカムと一体で収容部材に対して相対回動可能に設けられたベーン部材と、前記ベーン部材を特定方向に回動付勢する付勢部材と、前記収容部材内で前記ベーン部の両側に形成され、内部の油圧によりベーン部材に対向方向への回転力を付与可能な第一の油圧室及び第二の油圧室と、前記第一の油圧室及び第二の油圧室に対して選択的に作動油を供給する作動油供給手段とを備えたことを特徴とするカム位相可変装置。
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