特許
J-GLOBAL ID:200903093921801967

インタネットワーク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-083654
公開番号(公開出願番号):特開平9-275413
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】マルチプロセッサルータの各プロセッサモジュールのメモリ及び各プロセッサモジューを接続するバスの使用効率を高めることにより、大規模ネットワークにおける効率の高いルーティングを行なうインタネットワーク装置を提供する。【解決手段】複数のネットワークを収容し、ネットワーク間の通信を行なうマルチプロセッサ構造のインタネットワーク装置において、ルーティングプロトコル処理、ルーティング処理及びアドレス解決処理機能を有するマスタモジュールが、ルーティング処理機能を有するリンクモジュールに経路情報を動的に通知し、かつ、前記経路情報はネットワーク層アドレスとデータリンク層アドレスの両情報を兼ね備えており、かつ、前記の通知される経路情報は該リンクモジュールに必要な情報のみとし、該リンクモジュールのメモリ容量の削減化及び経路情報の検索処理の効率化を図る。
請求項(抜粋):
複数のネットワークを相互に接続し、接続したネットワーク間のパケット中継を行うインタネットワーク装置であって、ルーティングプロトコルを実行するマスタモジュールとネットワーク間のパケット中継処理を行う1つまたは複数のリンクモジュールとを有し、前記マスタモジュールと前記リンクモジュールをそれぞれ別のプロセッサにて構成し、前記マスタモジュールと前記リンクモジュールはモジュール間バスを介して相互接続されており、前記マスタモジュールは経路情報の計算を行う経路情報管理機構と経路情報の計算結果である経路情報部と端末の宛先ハードウエアアドレスを解決するアドレス解決情報管理機構と宛先ハードウエアアドレスの解決結果であるアドレス解決情報部と端末間の通信パケットの中継処理を行うフレーム中継機構とモジュール間バスを介して前記リンクモジュールへパケットの転送処理及び受信処理を行うモジュール間バス転送機構を具備し、前記リンクモジュールはネットワークへの接続を行う1つまたは複数のポートと前記ポートが受信したパケットの受信処理を行うパケット受信機構と前記ポートを介してネットワークへのパケット送信処理を行うパケット送信機構と経路情報部及びアドレス解決情報部を有するキャッシュ部と前記キャッシュ部への経路情報及びアドレス解決情報の登録及び削除を行うキャッシュ管理機構と前記キャッシュ部を参照し受信パケットの宛先検索処理を行うキャッシュ検索機構とネットワークから受信したパケットを前記モジュール間バスを介して前記マスタモジュールまたは前記他リンクモジュールへの転送を行うモジュール間バス転送機構を具備し、ネットワークに接続した前記ポートから前記パケット受信機構を介してパケットを受信した時に前記パケットの宛先ネットワークアドレス情報をキーとして前記キャッシュ部を前記キャッシュ検索機構が検索し、検索の結果、中継先情報及び宛先ハードウエアアドレス情報が前記キャッシュ部に登録されている場合、前記バス転送機構を利用して、登録されているパケットの中継先である前記他リンクモジュールへパケットの転送を行い、前記他リンクモジュールは転送された前記パケットをバス転送機構を介して受信し、受信した前記パケットをパケット送信機構を介してネットワークを接続した前記ポートへパケット送信を行うことを特徴とするインタネットワーク装置。
IPC (3件):
H04L 12/46 ,  H04L 12/28 ,  H04L 12/66
FI (2件):
H04L 11/00 310 C ,  H04L 11/20 B

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