特許
J-GLOBAL ID:200903093922783156

ノズル支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-154018
公開番号(公開出願番号):特開平6-066104
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 ノズル支持構造体の曲げを最小にするノズル支持装置を提供する。【構成】 静止支持構造体を有している環状ケーシングと、環状燃焼器と、高圧タービンと、燃焼器と高圧タービンとの間に配置されている少なくとも1段を有している環状タービンノズルとを備えているガスタービンエンジンにおいて、環状タービンノズルに含まれている各タービンノズル部片を静止支持構造体に装着するノズル支持装置56であって、単一取り付けピン64と、内側バンドフランジ58の一端部に長円形に形成されている孔66とを含んでいるノズル支持装置56が設けられている。
請求項(抜粋):
縦方向中心軸線(16)と、該中心軸線(16)の周りに設けられていると共に環状静止支持構造体(54)を有している環状ケーシング(18)と、圧縮燃焼ガスを発生する環状燃焼器(30)と、該燃焼器(30)の後方に設けられており、前記圧縮燃焼ガスを受け入れると共に該ガスからエネルギを抽出する高圧タービン(32)と、前記環状ケーシング(18)内において前記燃焼器(30)と前記高圧タービン(32)との間に設けられている少なくとも1段を有している環状タービンノズル(44)とを備えており、前記環状ノズル段は、前記中心軸線(16)の周りに端と端とを周方向に合わせて設けられている複数のノズル部片(46)を含んでおり、該ノズル部片(46)の各々は、前記中心軸線(16)に関して半径方向に相隔たっている一対の内側及び外側バンド(48、50)と、該内側及び外側バンド(48、50)の間に装着されていると共に前記中心軸線(16)に関して半径方向に延在している少なくとも1つの翼形部(52)とを有しているガスタービンエンジン(10)において、前記環状ノズル(44)の前記段を前記静止支持構造体(54)に装着するノズル支持装置(56)であって、(a)前記ノズル(44)に隣接している前記静止支持構造体(54)に取り付けられていると共に、該静止支持構造体に沿って延在している環状ノズル支持フランジ(60)と、(b)前記ノズル部片(46)の各々の内側バンド(48)に取り付けられていると共に該内側バンドに沿って延在しており、前記支持フランジ(60)に隣接して設けられているバンドフランジ(58)と、(c)該内側バンドフランジ(58)の一端部に隣接している前記ノズル支持フランジ(60)に装着されていると共に、該ノズル支持フランジから外方に突出している単一取り付けピン(64)と、(d)該取り付けピン(64)の外側突出部を締まり嵌め式に受け入れるための長円形の孔(66)を前記内側バンドフランジ(58)の前記一端部に画成している手段とを備えており、前記長円形の孔(66)は、幅よりも大きな高さを有しており、該高さは、前記中心軸線(16)に関して半径方向に向けられており、前記ノズル部片(46)の相互且つ前記支持構造体(54)に対する接線方向の位置の変動が無視可能になると共に、前記ピン(64)と前記支持フランジ(60)とを曲げることなく、前記内側バンド(48)上の前記ノズル部片(46)の軸方向の自由揺動が生じ得るように、前記孔(66)の前記幅に沿って前記ピン(64)と前記孔(66)との接線方向の締まり嵌めが成されていると共に、前記孔(66)の前記高さに沿って前記ピン(64)と前記孔(66)とのすきま嵌めが成されているノズル支持装置(56)。
IPC (4件):
F01D 9/04 ,  F01D 9/02 104 ,  F02C 7/00 ,  F02K 3/06

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