特許
J-GLOBAL ID:200903093925738100

インクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西山 恵三 ,  内尾 裕一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-369899
公開番号(公開出願番号):特開2005-131907
出願日: 2003年10月30日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
【課題】 フラッシング時間と印字マスクの形状が比例させることで、耐久性を高めたインクジェット記録装置。【解決手段】 熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録装置に顔料インクを使用した場合、インクによっては顔料成分がヒータ表面に焦げ付くという問題が生じる。ヒータ表面が焦げ付くと吐出速度が低下してしまい、レジがずれ、結果的に画質低下に繋がる。その防止のためにフラッシングという通常より高い電力をヒータに加える操作を行い、定期的にコゲを取ることが提案されているが、ヒータに与えるダメージも大きい。そこで本件は、記録ヘッドの耐久性にとって有利なフラッシング方法を提案する。構成として、電力を加える通電時間は印字マスクによって制御される吐出頻度に比例させる。すなわち、吐出頻度が高いノズルはコゲの堆積量も多いので通電時間を長くし、吐出頻度が低いノズルはコゲの堆積量も少ないので通電時間を短くする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
熱エネルギーを利用して吐出されるインクにより記録を行う記録ヘッドを有し、前記熱エネルギーを発生させるための記録素子上に堆積した前記インクから生じるコゲを除去する手段を有するインクジェット記録装置において、複数回の前記記録ヘッドの走査により画像を形成するマルチパス印字を行うときの、各走査における印字比率が高い前記記録素子ほど前記コゲを除去する手段を多く行い、前記印字比率が低い前記記録素子ほど少なく行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (3件):
B41J2/01 ,  B41J2/18 ,  B41J2/185
FI (2件):
B41J3/04 101Z ,  B41J3/04 102R
Fターム (8件):
2C056EA14 ,  2C056EA16 ,  2C056EA21 ,  2C056EB59 ,  2C056EC36 ,  2C056EC54 ,  2C056FA03 ,  2C056FA10

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